趣味-読書
※ネタバレ注意! 2023年の読書1発目は、東野圭吾さんの「さまよう刃」でした。 先日読んだ「ちゃれんじ?」から一転、とても暗い内容でした。 娘を蹂躙し、挙げ句の果てに殺した男への復讐のため、父である長峰が奮闘する物語。 冒頭から結末まで、明るい要…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「ちゃれんじ?」を読みました。 初夏から再びマンガばかり読んでいたので、半年ぶりの読書でした。 東野さんのエッセイ集ということで、フィクションの小説より断然読みやすいです。 暗くて重い話を書きながら、こんなに楽し…
※ネタバレ注意! 昼休みや通勤の電車の中では読書をするのを基本としていたのですが、最近はマンガを読んだり録画していたテレビ番組を観たりして、ほとんど読書できていません。 早く読書生活に戻さなければとは思うのですが、もうしばらく続きそうです。 …
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「殺人の門」を読みました。 殺人を犯すために、自分に足りないものとは……。 全体的に暗いし、緩急も少ない物語なのですが、なぜか先が読みたくなるという、珍しいタイプの作品でした。 巻末の解説には、これこそ作者の力量だ…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「おれは非情勤」を読みました。 合わせて8つの短編が収録された本作。 本作の作品は、どれも元々は小学生に向けて書かれたものだそうで、ライトな仕上がりの話が多いです。 「おれは非情勤」では暗号が出てきますが、登場し…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「手紙」を読み終えました。 犯罪者の家族が社会で生きていく難しさを描いた作品です。 強盗殺人を犯した男の弟・直貴が、就職や恋愛などで兄の存在によって苦しめられる場面が出てきますが、何とも言い難い複雑な感情を抱き…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「ゲームの名は誘拐」を読みました。 大学時代にも読んだことがある本作。 細かい内容は忘れていましたが、面白くてどんどん読み進められた記憶がありました。 狂言誘拐を起こした主人公・佐久間の視点のみで描かれる本作。 …
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「時生」を読みました。 未来からタイムスリップしてきた息子との不思議な物語。 本作は、大学時代に読んだことはあるのですが、例によって内容は忘れていました。 ただ、最後まで読んだときに、もう一度最初から読みたくなっ…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「レイクサイド」を読みました。 大学生の頃に読んだことがありますが、内容はすっかり忘れていました。 殺人があったことをどのように隠蔽するのかが本作のメインテーマなのかと思っていましたが、読んでいくと、そうではな…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「サンタのおばさん」を読了。 同じく東野さんが書かれた「片想い」という作品の中で、演劇の題目として本作が出てきます。 本作は、小説ではなく絵本です。 絵は杉田比呂美さんという方が書かれていて、ストーリーを東野さん…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「超・殺人事件」を読みました。 まだ読んだことのない作品です。 8つの短編が収録された短編集。 東野さんといえば、重厚な作品が多い印象ですが、本作はわりと軽めでした。 個人的には、「超理系殺人事件」がよかったです。…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「片想い」を読みました。 男とは、女とは……。 難しいテーマでした。 大学時代に読んだことはあるのですが、もうほとんど内容を忘れていました。 結末も全く覚えておらず、話がどう進んでいくのかも全然わからなかったので、…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「予知夢」を読み終えました。 ガリレオシリーズの2作目です。 前作「探偵ガリレオ」と同じく、5つの短編が収録された本作。 科学的な要素は少し減りましたが、ガリレオシリーズらしい奇妙な現象が扱われており、とても面白か…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「嘘をもうひとつだけ」を読みました。 加賀恭一郎シリーズの6作目であり、シリーズ初の短編集です。 5つの短編が収録されているのですが、どの作品も「何か秘密を抱えた人物」の視点で書かれています。 その秘密がじわじわと…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「白夜行」を読み終えました。 約850ページの大作です。 学生時代に読んだことはありましたが、例によって内容はほぼ忘れていました。 ただ、暗い作品というイメージだけが何となく先行していました。 しかし、実際に今回読ん…
※ネタバレ注意! ここ最近、ずっと米澤穂信さんの作品を読んでいましたが、約8か月半ぶりに東野圭吾さんの方に戻ってきました。 再開後1作目には、「私が彼を殺した」を読みました。 加賀恭一郎シリーズの5作目となる本作。 3作目「どちらかが彼女を殺した」…
※ネタバレ注意! 先月は、ずっとマンガアプリで「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」を読んでいたため、読書が疎かになっていました。 今年に入って、ようやくマンガの方が落ち着いたので、以前買ったままになっていた「米澤穂信と古典部」を読…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「巴里マカロンの謎」を読み終えました。 小市民シリーズの5作目。 前作よりも過去の時点を描いた短編集です。 前にも書いたと思いますが、小市民シリーズは長編よりも短編の方が面白いです。 それもあって、本作はシリーズの…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「秋期限定栗きんとん事件〈下〉」を読みました。 上巻の続編。 上巻はイマイチ盛り上がりに欠けたのですが、下巻の方はじわじわと面白くなっていきました。 特に、最後の火事の辺りでは「まさか本当に小佐内さんが……」と思う…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「秋期限定栗きんとん事件〈上〉」を読みました。 小市民シリーズの3作目。 常悟朗と小佐内さんが別れた後の物語です。 常悟朗には彼女が、小佐内さんには彼氏ができて、まさに青春そのものといった感じですが、並行して連続…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「夏期限定トロピカルパフェ事件」を読み終えました。 小市民シリーズの2作目。 序盤を読みながら、何か大きな転機を迎えそうな流れだなとぼんやり思っていました。 結果的に方向性は予想と異なりましたが、まさしく大きな転…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの古典部シリーズ既刊分を読破したので、また東野圭吾さんに戻ろうかと思っていたのですが、ネットを見ていて「小市民シリーズ」というのがあることを知りました。 同じく米澤さんが書いておられて、メインキャラも高校生。 古…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「いまさら翼といわれても」を読み終えました。 古典部シリーズの6作目。 6つの短編が収録されています。 「連峰は晴れているか」以外の短編は全て初見で、わくわくしながら読みました。 雰囲気はどれも暗めで、読み終えて気…
※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「ふたりの距離の概算」を読み終えました。 古典部シリーズの5作目。 いよいよアニメ化されていないエピソードが読めます。 本作では、ついに奉太郎たちが高校2年生になります。 そして、古典部に新1年生の大日向友子が仮入部…
※ネタバレ注意! 古典部シリーズ第4弾、米澤穂信さんの「遠まわりする雛」を読みました。 シリーズ初の短編集(「氷菓」の前半も微妙に短編っぽかったけど)。 もちろん、全てアニメ化されているのですが、原作とアニメの差異があったりして意外でした。 「…
※ネタバレ注意! アニメ「氷菓」の再放送が終わった後は、まさしく氷菓ロスの日々でした。 録画した最終回を何度も観返しているうちに、また1話から観たくなってきたので、政府からの10万円給付を口実に、とうとうブルーレイボックスを買ってしまいました。…
※ネタバレ注意! リモートワーク期間が終わり、今月から出社の日々が戻ってきて憂鬱でしたが、通勤時間の読書(古典部シリーズ)とラジオ(古典部の屈託)が大きな支えになっています。 「古典部の屈託」も面白くて、あの雰囲気が好きですね(「ひょーかひょ…
※ネタバレ注意! 今年の1月からBSで再放送されているアニメ「氷菓」。 第1話から録画し続けていたのを、5月の終わりに一気に観たのですが、ものすごくハマりました。 「愚者のエンドロール」編ぐらいまでは何となく観ていた感じでしたが、「クドリャフカの順…
※ネタバレ注意! 新型コロナの影響で、今週からリモートワークが始まりました。 通勤時間がなくなり家で過ごす時間が増えたことで、これまで録り溜めていたテレビ番組を観たりYouTubeでB'zのライブ映像を観たりして、意外と充実した日々になっています。 ま…
※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」を読了。 ガリレオシリーズ第1弾。 短編5作が収録されています。 この作品を読むと、いつも思い出すことがあります。 中学生の頃、同級生の女子に本作のドラマを勧められて、2話から観始めました。 それがな…