Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

映画「ゴールデンスランバー」を見て

「黄金のまどろみ」……。
ゴールデンスランバー」の意味です。
この映画は、タイトル通り、ビートルズの「Golden Slumbers」という曲が、主人公とその周りの人達を繋ぐキーとなります。

その「ゴールデンスランバー」を、今日は見に行ってきました。

劇場には、バレンタインデーのせいか、カップルが多かったです。

この映画は、何者かによって首相暗殺の犯人にされた男・青柳雅春の、逃走劇の物語。
劇中で彼は、過去の友人や偶然知り合った人達と共に、自分が首相暗殺の犯人でないと主張しながらも、警察から逃走を続けます。

ボクは映画を見て、人の信頼について考えさせられました。
「人間の最大の武器は、人を信頼することだ」という主人公の言葉が印象に残りました。
確かに「信頼」は必要不可欠なものです。
しかし、人間、極限の状況に追い込まれると、そう簡単に人を信用することは出来ないのではないかと思います。
ましてや、何者かに首相暗殺の容疑者に仕立て上げられ、それでも人を「信頼」するというのは、相当強い意志がなければ出来ることではありません。
青柳が、その「信頼」という武器を頼りに、様々な危機に立ち向かっていく姿には、非常に圧倒されました。

そうそう、圧倒されたといえば、この映画は、銃声、爆発、花火など、大きな音が多用されています。
こういう映画は、映画館で見ると非常に響いてよいものです。
こういうのを「臨場感」って言うんでしょうね。

ボクが人生の中で青柳のような状況に遭遇することは無いでしょう。
それでも、ボクも「人を信頼する」という武器を味方にできる人でありたいです。