Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー) <1回目>

 (警告)
この記事には、「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」のネタバレだけでなく、「名探偵コナン」という作品自体に大きく関わる事実も記されています。
 
 
 
待ち望んだ4月19日が訪れました。
そう、「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」の公開日です!
 
 
昨日の金曜ロードSHOW!では、前作の「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」が放送されました。
劇場で2回鑑賞したにもかかわらず、やっぱり最初から最後まで観てしまいました。(笑)
クライマックスは印象的。
 
 
で、今日は6時40分に起床。
8時15分頃に自宅を出発し、自転車を30分走らせて映画館へ。
 
到着後は、チケットの発券。
あらかじめネットで座席を予約しておいたので、望み通りの良席を確保できました。
 
グッズ売り場にて、下敷き2種とパンフレット、それに、「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」と「思い出のマーニー」の前売り券を購入。
総額が4000円を超えたのには驚きましたが、どれも必要な出費なので、躊躇うことはありません。
 
9時過ぎに入場。
朝一番の上映だというのに、座席はかなり埋まっていました。
ボクと同い年ぐらいの人が多かったです。
 
そして、9時15分。
いよいよ上映開始……。
 
イメージ 1
 
高さ635メートルを誇る東都ベルツリータワーからの絶景を楽しんでいたコナンたち。
しかし突然、近くにいた男が外部から狙撃され、展望台は混乱状態に。

コナンは、女子高生探偵・世良真純と共に犯人のバイクを追跡。
激しいチェイスの末、犯人を発見するも、一転してピンチに。
駆けつけたFBI捜査官のジョディたちに救われたコナンと世良だったが、犯人は海へ飛び込み、姿を消してしまうのだった。

警察とFBIによる大規模捜査が開始。
例の狙撃は、常識では考えられないほど離れた場所から行われたことが判明し、その狙撃ポイントには、ライフルの空薬莢と4の目のサイコロが1つ置かれていた。
そして、捜査線上に元アメリカ海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」の存在が浮上する。

捜査を続ける警察とFBIだったが、それを嘲笑うかのように第2の狙撃事件が発生。
さらに、マスコミによる報道は過熱し、東京中がパニックに陥ってしまう。

果たして、スナイパーの目的とは。
そして、コナン、世良、蘭たちの運命は……。
 
ベルツリータワーが映し出されて、本編がスタート。
早速、狙撃事件が発生し、コナンが追跡へ。
 
ここで、恒例のタイトルアニメーションが入りました。
毎年の楽しみの1つなのですが、今年のは例年にも増して秀逸だったと思います。
キラキラ光る無数のサイコロが落ちてきたかと思ったら、弾丸が発射されて、タイトルがドーン!
もう叫びたくなるぐらいにテンションが上がりました。(笑)
バックで流れるメインテーマも、素晴らしいアレンジで最高でしたね。
 
で、本編に戻ると、コナンのスケボーアクションの時間。
最近の劇場版では、コナンは超人なので、もはや何でもアリです。
しかし、「それは無理あるだろー」と思いつつ、そういうコナンを期待するボクなんだから、文句はありませんよ。(笑)
 
序盤のアクションが終わり、今度はミステリーとしての展開に。
今年の作品も、前作に負けないぐらい複雑な謎が用意されており、推理を楽しみたい人も満足できたのではないでしょうか。
 
中盤にもアクションシーンが。
橋の上で繰り広げられるコナンのアクション、盛り上がりますねー。
しかし、その甲斐も空しく狙撃が成功してしまうのは残念。
 
捜査が進み、次第に犯人の正体が。
そして、舞台は夜のベルツリータワーへ。
 
狙撃ポイントを結ぶと星形になる、というのは、シルバースターの存在から、何となくですが感づきました。
ただ、東京の建物に関しての知識が皆無なので、立体で考えるというのは全く分かりませんでした。
そういう点では、東京の、それもスカイツリー周辺に馴染みのある人は、本作が身近に思えたのではないでしょうか。
 
終盤のアクションシーンも充実していました。
ベルツリーのそばに花火を打ち上げるコナンは、超人以外の何者でもありませんでしたが、それはそれで興奮しました。
あんなアイデア、どうやったら思いつくのでしょうか。(笑)
 
 
で、肝心なのは、ここから先。
 
 
コナンファンとしては、「とうとう明かされたか!」という禁断の真実。
そう、赤井秀一は生きていた
 
……というのは、実はボクが中学生のときに分かっていました。
当時、コナンに詳しい女子と話をしていたのですが、彼女から、赤井秀一が生きていることと、赤井秀一が死んだと見せかけるためのトリックについて聞きました。
その真相については、これまで公式発表がないので、彼女の推理が正しいかどうかは分かりませんが、ボクは非常に感心した記憶がありますし、今でも合ってるんじゃないかと思っています。
なので、赤井秀一が生きていたことに関しては、驚くというよりも、むしろ「やっぱりな」ぐらいでした。
 
しかし、ボクは驚愕した……。
沖矢昴=赤井秀一」だという事実に、ボクは驚愕しました。
 
本作の終盤になると、それらしきヒントが出てきました。
それでも、「まさか……ね」と思いながら観ていました。
 
で、ラストの「了解」の一言で、全身に鳥肌が。
「えー、マジかよー!」と心の中で叫びました。
 
世良には2人の兄がいる、ということを知っていたので、ボクは「上の兄が赤井秀一で、下の兄が沖矢昴」だと思っていました。
なので、この映画で明かされた真実には、非常に驚きました。
 
あと、FBI捜査官のジェイムズが、赤井秀一が生きていることを知っていたのにも驚きました。
赤井秀一が生きていることをコナンが知っていたのは、マンガを読んでいて分かりましたが、まさかジェイムズも知っていたとは思いませんでした。
 
 
ということで、本当に「禁断の真実」が明かされた本作。
これなら原作ファンも満足するでしょうが、こんな大胆に明かすとは思いませんでした。
そのチャレンジ精神に感服です。
 
評価: ★★★★★★★★★★
 
ストーリー、アクション、そして、禁断の真実。
これは満点でしょう。
やっぱり、赤井秀一の真相に迫ったのはスゴイ。
 
 
あ、主題歌もよかったです。
柴崎コウさんの「ラブサーチライト」という曲ですが、クライマックスの疾走感を維持しつつ、しっかり余韻に浸ることができました。
エンドロールの後ろで流れる映像もグッド。
 
 
そして、来年度の劇場版は、2015年4月公開。
ヒント映像は、1本の向日葵だけでしたね。
どんな作品かは分かりませんが、今年よりは穏やかな感じになりそう。
 
 
では最後に、原作者・青山剛昌先生が原画を描かれた場所を探してみよう。
 
・ベルツリーで犯人を倒した後、コナンが「ったく、無茶しやがるぜ」と言う場面のコナン
・沖矢昴が赤井秀一の声で「了解」と応答する場面の沖矢昴
・エンディング後、世良が蘭に「(君のハートを射抜けるのは)彼だけだよ」という場面の世良
 
ということで、とりあえず3か所は見つけました。
例によって、セリフはうろ覚え。(笑)
もしかしたら、3か所目の世良の直後に出た新一もアタリかもしれませんが、ちょっと違ったような……。
 
 
さあ、ボクの手元には、コナンの前売り券がもう1枚。
2回目は、もっと細かいところにも注目したいです。
 
イメージ 2