「エジプト旅行 5日目 - Krosa」の続き。
1月3日(水)。
4時に起床し、4時半から朝食でした。
バイキングでお粥や味噌汁などの日本食が出たので、これなら腹の調子も落ち着くかと思いましたが、結局何も変わらずでした。
5時半にロビーに集合し、バスで移動。
この日の観光は王家の谷からスタート。
真っ先に、ハイライトであるツタンカーメンの墓へ。
しかも貸し切りでした。
ツタンカーメンのミイラが展示されていました。
写真撮影もOKだったので普通に撮りましたが、こんなところに載せていいのか。
何かバチが当たりそう……。
ヒヒが描かれた壁画。
確かカレンダーになっているということだったと思います。
石棺の展示も。
これにツタンカーメンが入っていた……んですかね?
なんか狭そう。
続いて、ラムセス9世の墓へ。
スカラベが太陽を転がしている壁画。
ご利益がありそう。
石棺はありませんでしたが、立派な壁画。
ラムセス3世の墓も見学しました。
他にもまだまだ墓はありましたが、時間的にこれぐらいが限界。
王家の谷を後にしました。
続いて、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。
バスからも見えましたが、気球がたくさん飛んでいました。
この辺りを空から見学するツアーがあるようで、確かにそれも面白そうだなと思いました。
この時点でまだ8時過ぎということもあってか、葬祭殿は空いていました。
広々と回れたのはよかったのですが、バクシーシを要求してくる現地の人のターゲットにはなりましたね。
天井の壁画には星が描かれていました。
こんなに昔から星の形は変わらないんだなと驚きました。
ハトシェプスト女王葬祭殿の次は、メムノンの巨像へ。
昔は巨像の後ろに葬祭殿があったそうですが、石材を持って行かれるなどしてなくなったとか。
何かスゴい話だなと思いました。
この後は、オプショナルツアーである「ネフェルタリ王妃の墓観光」へ。
こちらも参加しました。
王妃の谷に到着。
王家の谷と同じく、観光と並行して墓の発掘作業などが行われていました。
そして、ネフェルタリの墓へ。
約10分の入れ替え制で、観光客グループの順番待ちが発生していましたが、なぜか前のグループよりも先に入らせてもらえました。
古代の壁画が、これほどまでに綺麗に残るものなのかと驚きました。
それも色付きですからね。
王妃の谷は、ネフェルタリの墓を見学しただけでした。
バスに乗り込み、そのままナイル川にかかる橋を渡って対岸に停泊中のクルーズ船に戻ると思っていたら、川はボートで渡るとのこと。
船着き場からエンジン付きのボートに乗ってナイル川を横断。
クルーズ船に乗っていると、意外とナイル川の水を触る機会はないので、貴重ではありました。
川を渡り、オプショナルツアー不参加組と合流すると、次の目的地であるカルナック神殿に向かいました。
いかにも古代遺跡らしい感じのスポットでした。
誰がどういう目的で、とかはよくわかりません。
入口にずらっと並んだスフィンクス像。
よく見ると、顔が羊です。
スカラベ像の周りを何周したかで、結婚できるとか良縁に恵まれるとか、そういう願いが叶うという場所。
僕は、お金持ちになるために7周だったか回りました。(笑)
立派にそびえるオベリスクもありました。
2日前に見た切りかけのオベリスクよりも大きい気がしましたが、やっぱり錯覚なのでしょうか。
1時間ほど滞在し、カルナック神殿を後にすると、昼食のためにクルーズ船へ戻りました。
が、昼食の写真はどうやら撮り忘れたようです。
トイレのことばかり気にして、ろくに食べていなかったのも原因ではあります。
昼食後は、長めの休憩時間ということで、わりとガッツリと昼寝しました。
本当は昼食を終えてルクソール神殿に向かう予定だったのですが、暑さが厳しいとのことで、それが落ち着いた夜に行くことになりました。
夕方に船を出発。
ルクソール神殿に行く前に、カルトゥーシュを使用したアクセサリーを販売する店に案内されましたが、ここでは何も買いませんでした。
で、18時頃にルクソール神殿に到着。
この時間帯でも、人でいっぱいでした。
神殿の反対側には、終わりが見えないほど長い参道が。
ここにもサイドにスフィンクス像が並んでいました。
ライトアップされた神殿内を散策するのも、雰囲気があってよかったです。
ツタンカーメン夫妻の像もありました。
この像、後ろを見ると奥さんのアンケセナーメンがツタンカーメンの肩に手を回しており、2人の仲のよさが表現されていました。
なんかいいなぁ、と思いました。
柱が並ぶ広場も、ライトアップによって神秘的な姿に。
古代の人も、こんな形で観光客に楽しまれるとは思っていなかったでしょうが、昼の遺跡とは違う魅力があって、面白かったです。
この日の観光は以上。
再びクルーズ船に帰りました。
夕食は変わらずバイキング形式なのですが、回を経る度に取るものが質素になっていきました。
油ものや甘いものはお腹によくないというのをツアーガイドさんから聞いて、この辺りから気をつけるようにしましたが、もはやあまり意味はなかったです。
どうせ下しているなら、もっと食べたいものを食べた方がよかったのかもしれませんが、とてもそんな余裕はありませんでした。
クルーズ船での最後の夜は、ベリーダンスのショーが開催されたのですが、それを観に行くよりも早く寝たくて、結局22時頃に就寝したんだったと思います。
「エジプト旅行 7日目 - Krosa」に続く。