※ネタバレ注意!
4月9日の小学館連合試写会で観た「名探偵コナン 黒鉄の魚影」ですが、試写会場ではなぜかキャラクターの声と劇伴が別のスピーカーから流れ、しかも声のスピーカーの音量が小さかったため、はっきりと会話を聞き取れない場面がありました。
試写会で観られることは確かに嬉しいのですが、作品を完全な形で楽しむにはやはり映画館で観るのが1番なので、公開後にも観に行くことにしました。
本作では、灰原のコナン(=新一)に対する思いが観客に向けてオープンになったところが最大の見所ではないでしょうか。
これまでもそれを感じさせるような場面はありましたが、モノローグとはいえキスしたことにまで言及されたのには驚きました。
原作者の青山先生も、ここに来て三角関係に進展を与えようとするとは、まだまだ終わりそうにないですね。(笑)
あとは、老若認証システムもとても面白い要素だなと思いました。
ただ、組織の中では灰原とシェリーは別人ということになりましたが、安室さんは灰原と会ったことがあるはずなので、引き続き調べようとするのでは、と思ったりしました。
そうなると、いずれコナンの正体もバレそう……。
他にも、お婆さんに変装したベルモットに灰原センサーが働かなかったのがなぜか気になりました。
ベルモット側に悪意がないときにはセンサーは働かないのでしょうか?
青山先生がチェックしているはずなのに考慮するのを忘れてた、ということは考えにくいので、もっと他の理由がありそうですね。
ラストでコナンが蹴り飛ばしていたものが何なのか、何のために蹴り飛ばしたのか、もよくわかりませんでしたが、何にせよ今年は特に面白かったです。
評価: ★★★★★★★★★★
来年は、服部とキッドが出てくるみたいですね。
この来年予告も試写会ではカットされていたので、映画館に観に来た目的の1つではありました。
原作で、和葉に変装したキッドに服部がキスしそうになる話があったので、その続編のような映画になりそうです。