Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

君の名は。 <試写>

※公開前作品のため、ネタバレ要注意!!


先日、「君の名は。」という映画の試写会に行ってきました。

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別の映画を観に行ったときに予告を観て、面白そうだなと思っていたら、試写会の募集があったので、応募していました。
当たることはほとんど期待していなかったので、当選ハガキを受け取ると、すぐに試写会と被っていたバイトの予定を変更しました。(笑)

しかも、ハガキを見てみると、「舞台挨拶生中継付き」とあります。
こういう試写会は初めてなので、どんなものなのか楽しみでした。


当日は、上映開始の2時間半前ぐらいに到着し、席を確保。
もうほとんどの席が埋まっていたので、前方の席にしました。

で、18時半から上映開始。
本編の前に、舞台挨拶の生中継が40分ほど流れました。
結果的には、舞台挨拶の生中継といっても、情報番組のエンタメコーナーで1分ほど流れる舞台挨拶の映像がロングバージョンになったような感じで、思っていたほど楽しくはなかったです。
ただ、出演者や司会の方の「この後の本編、相当いいですよ」的なコメントで、期待感は増しました。

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で、ようやく本編。


都会に暮らす高校生・立花瀧と、田舎暮らしの高校生・宮水三葉の、入れ替わりストーリー。
……と書いてしまうと陳腐ですが、この作品は、もっと奥が深いです。
公式サイトにある「出会うことのない二人の出逢い。」というフレーズも、映画を観ると、「出会うことのない」の部分が重要な意味を持っていることに気づきます。

作品の序盤は、瀧と三葉の生活環境と、入れ替わりによる出来事が描かれます。
入れ替わったことに気づかない周りの人間の反応が面白かったです。

中盤、瀧が三葉に会いに行こうと出かけるのですが、たどり着いた先で衝撃の事実が明らかに。
ここまででも非現実的な話ではありますが、さらに複雑なことになります。

終盤は、三葉を救おうと瀧が頑張ります。
三葉も、町のみんなを救おうと頑張ります。
序盤では予想できなかった展開に、かなりハラハラしました。

ラストは、わりと予想通りの終わり方でした。
もうちょっと予想に反してくれてもよかったかなと思いますが、あれはあれでキレイな終わりですね。


ということで、書いてみて振り返ると、ほとんどネタバレはないです。(笑)
まだ公開前ということもあって、何でもかんでも明らかにしてしまうのは違う気がするので、こんな感じになりました。

本作の監督さんいわく、「思春期の人に向けて作った作品」ということで、青春の甘酸っぱい要素も盛り沢山でしたが、その他のことをいろいろ詰め込みすぎたんじゃないかなと思いました。
あと、本編前の舞台挨拶でハードルを上げ過ぎたような気がします。

評価: ★★★★★★★★☆☆

舞台挨拶を観ていなかったら、星9個だったかな。
本公開されたら行こうと思っている方は、できるだけ本作の情報を入れないようにした方が、特に中盤~終盤がより楽しめると思います。

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