※ネタバレ注意!
話題の映画「ズートピア」。
公開前は全く行くつもりはありませんでしたが、あまりにも話題で、しかも評判もいいようだったので、ボクも観てきました。
ファーストデイのレイトショーで観てきましたが、普通に半分ぐらい席が埋まっていて驚きました。
一見、いろんな動物が出てきて、子供たちが楽しく観る映画なのかと思いがちですが、実はわりと深い内容でした。
差別や偏見など、むしろ子供には少し難しいのでは、といった要素が盛り込まれていました。
といっても、ストーリーの流れ自体は王道で、主人公のうさぎ・ジュディが街に出てきて、きつねのニックたちと出会い、困難や葛藤を友と一緒に乗り越えるというもの。
事件の黒幕についても、まあまあ簡単に察しがつく感じで、そういう点での驚きは少なかったです。
が、やはりディズニーということで、細かいところにも気が利いた作品だな、と思いました。
個人的には、ニンジン型レコーダーペンが、場面ごとに違った意味を持っていた点が非常に面白かったです。
また、クライマックスのブルーベリーの使い方なども、動物らしいアイデアでよかったです。
あと、ラストの暴走車の件は、もう普通に笑ってしまって、恥ずかしいぐらいでした。
このオチは読めなかった……。(笑)
ということで、観に行く価値はありました。
「ベイマックス」のような感動的な場面はなかったように思いますが、そもそも感動を誘う作品でもないですし、いろいろとメッセージは伝わったので、よかったです。
評価: ★★★★★★★★☆☆