※ネタバレ注意!
今月のファーストデイに、「ファインディング・ドリー」を観てきました。
前作「ファインディング・ニモ」から約1年後が舞台。
忘れんぼうのドリーが唯一忘れなかった、家族との思い出を巡る物語です。
話のメインは、お父さんとお母さんに会いに行くためのドリーの冒険。
ドリーは小さい頃、あることがきっかけで両親のもとから離れてしまい、自分の家に帰れずにいたのです。
ドリーの壮大な旅に付き合うニモとマーリン。
前作よりも人間の世界を冒険する時間が長いので、現実感のある場面も多かったです。
また、個性的なキャラクターもいろいろ登場して、それぞれに見せ場があったりして、とても楽しめました。
特に印象的だったのが、タコのハンク。
最初は悪いヤツなのかと思っていましたが、次第にドリーに協力的になり、クライマックスではトラックを運転したり……。(笑)
冷静に考えればありえないことですが、映画館でドリーたちの世界に入り込んでいると、「おぉ、すげー!」と興奮してしまいます。
物語の内容は、まあ子供向けな感じがあるので、感心や感動といったシーンは少なかったです。
ただ、ドリーの両親が貝殻を置いてドリーの帰りを待っていた場面は、子を思う親の心が伝わってきて、いいなと思いました。
あと、「ファインディング・ニモ」を観た人なら、エンディングが終わった後にも注目です。
どの映画でも思うことですが、エンディングの途中で帰っちゃう人、もったいないですよね……。
ということで、「ファインディング・ニモ」が面白かった人なら、本作も楽しめると思います。
あの世界観は、やっぱり映画館の方がより楽しめますし。
評価: ★★★★★★★★☆☆
ニモシリーズ3作目は、果たしてあるのか……。