※ネタバレ注意！
先週の土曜日に、「万能鑑定士Qの事件簿 VIII」を読み終えました。
鑑定士・凜田莉子のもとに、故郷の水不足が解消されたという知らせが。
海水を真水にする夢のような発明を12億円で買うというのだ。
これを怪しいと思った莉子は故郷に戻り、同級生の葵、結愛とともに発明者がいる台湾へと向かうが……。
舞台は台湾。
作中にも中国語が登場しますが、大学で中国語を勉強したボクにとっては、ちょっと身近な感じがしました。
しかし、「汽車」が中国語で「バス」を意味するというのは、うっかり忘れていたので、まんまと騙されてしまいました。（笑）
序盤と中盤は、莉子たちが謎の発明者を探す姿が描かれます。
期限のときが迫る中、彼女たちは必死に手がかりを追いかけていきますが、ストーリー的には少し退屈だったかな。
終盤は、莉子が謎解きをします。
海水が真水になる原理については、いろいろと騙されました。
しかし、面白い発想だったと思います。
あと、ラストの「アンパンマン」の件は意外と笑えた。（笑）
全体的に面白かったものの、「ここが印象的だった」というポイントが少なかったかなと思います。
でも、莉子、葵、結愛のやりとりは、仲のよさが垣間見えてよかったです。
評価： ★★★★★★★★☆☆
本作を読んで、台湾の人は非常に優しいんだと感じましたが、実際に台湾の人は優しくて気さくなんでしょうか。
もしそうなら、一度行ってみたいですね。
「万能鑑定士Q」シリーズ 読了リスト
01 万能鑑定士Qの事件簿 I （2014/6/5-2014/6/11）
02 万能鑑定士Qの事件簿 II （2014/6/11-2014/6/18）
03 万能鑑定士Qの事件簿 III （2014/6/19-2014/6/29）
04 万能鑑定士Qの事件簿 IV （2014/6/30-2014/7/13）
05 万能鑑定士Qの事件簿 V （2014/7/13-2014/7/25）
06 万能鑑定士Qの事件簿 VI （2014/7/26-2014/8/9）
07 万能鑑定士Qの事件簿 VII （2014/8/11-2014/8/22）
08 万能鑑定士Qの事件簿 VIII （2014/8/25-2014/9/6）
