※ネタバレ注意！
今週末は、授業の課題もなく平和なのですが、課題に追われている頃にサボっていたあれこれの整理をしていると、あっという間に土曜日が終わろうとしています。（笑）
一人暮らしって、やっぱり忙しい。
さて、少し前の話になりますが、「万能鑑定士Qの事件簿 X」を読み終えたので、感想を簡単に。
シリーズ10作目ということで、莉子の原点に戻った本作。
落ちこぼれとして学生時代を過ごした彼女が、どのようにして万能鑑定士になったのか。
そんなストーリーです。
特に印象に残ったのは3点。
まず、本作の冒頭が、あのハイパーインフレ騒動の直後を描いたものだということ。
2巻がモヤモヤとした結末だったので、ある程度はスッキリしました。
次に、印鑑のトリック。
「万能鑑定士Q」シリーズで扱われるトリックにはいつも驚かされますが、今回もスゴイと思いました。
「あー、なるほど、それなら成立するかー」と感心しました。（笑）
最後に、笹宮朋李の存在。
莉子と親しい男性といえば小笠原悠斗ですが、彼と出会う前に朋李と親しくなっていたとは。
莉子と朋李、かなりいい感じだったのに何事もなかったようですね。
今後、悠斗と朋李の莉子争奪戦があったら面白そう。（笑）
本作は前日譚ということで、いろいろ懐かしいこともあり、新鮮なこともありました。
そういえば、推理小説や推理マンガには、探偵が探偵になるまでの経緯を描く作品が多いですね。
評価： ★★★★★★★★☆☆
全体的に面白かったのですが、あまり盛り上がる場面がなかったかな。
「有機的自問自答と無機的検証」、難しそう……。（笑）
「万能鑑定士Q」シリーズ 読了リスト
01 万能鑑定士Qの事件簿 I （2014/6/5-2014/6/11）
02 万能鑑定士Qの事件簿 II （2014/6/11-2014/6/18）
03 万能鑑定士Qの事件簿 III （2014/6/19-2014/6/29）
04 万能鑑定士Qの事件簿 IV （2014/6/30-2014/7/13）
05 万能鑑定士Qの事件簿 V （2014/7/13-2014/7/25）
06 万能鑑定士Qの事件簿 VI （2014/7/26-2014/8/9）
07 万能鑑定士Qの事件簿 VII （2014/8/11-2014/8/22）
08 万能鑑定士Qの事件簿 VIII （2014/8/25-2014/9/6）
09 万能鑑定士Qの事件簿 IX （2014/9/9-2014/9/28）
10 万能鑑定士Qの事件簿 X （2014/9/29-2014/10/11）
