Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

赤ちゃんパンダの名前が決定

不定期で更新中の「南紀白浜旅行」シリーズの中でも触れましたが、今年の8月10日、アドベンチャーワールド赤ちゃんパンダが誕生しました。
で、その子の名前を一般公募し、遂に今日、命名セレモニーが開かれたのです。
 
夏休みに現地を訪れたボクも、もちろん応募しました。
ということで、ボクが考えた名前候補を発表です。
 
応募するまでに、候補をいくつか考えておきました。
そして、最終的にボクが出した名前は、「空浜(クウヒン)」でした。
理由は、「海よりも大きい空のように、どんどん大きくなってほしい」という、単純かつ明瞭なもの。
 
しかしながら、簡単すぎる名前を前に、ボクは不完全燃焼気味でした。
「もう少し捻ってみられないものか」と考えているうちに、もっと相応しいと思われる1つの名前が。
それが、「香浜(カウヒン)」でした。
 
なぜ「空浜」よりも「香浜」の方がいいと思ったか。
 
メスの赤ちゃんということで、女の子らしい名前にしたかったボク。
結局は「空浜」という、どちらかというと男の子らしい名前で応募したわけですが、「香浜」なら十分女の子らしい感じがします。
これが1つ目の理由。
 
もう1つの理由は、「香浜」の読み方。
なぜ「コウヒン」にしなかったかというと、既に「幸浜(コウヒン)」(←今は中国にいるのですが)という別のパンダがいたからです。
では、「コウヒン」以外に何と読めばいいのか。
そこで参考にしたのが、赤ちゃんパンダの母親の名前。
漢字では「良浜」と書くのですが、読み方は「リョウヒン」ではなく、なんと「ラウヒン」。
「なるほど、『歴史的仮名遣い』みたいに読むのもアリだな」と思いました。
ということで、「香浜」は「コウヒン」ではなく「カウヒン」と読むことにしたのでした。
 
ただ、応募は1人1回。
なので、「香浜」はお蔵入りとなりました。
 
そして今日。
発表された赤ちゃんパンダの名前は、「優浜(ユウヒン)」。
 
確かに可愛らしくて、納得の名前ではあるのですが、1つ悔しいことが。
それは、この名前もボクの候補の中にあったということです。

なぜボクは「優浜」をボツにしたのかというと、「雄浜(ユウヒン)」という、同じ読み方で違う名前を持つ別のパンダがいたからでした。
ただ、雄浜も中国へ行きました。
どうやら、日本に同じ読み方のパンダがいなければ、問題ないようです。
 
いや、残念……。
でも、いい名前ですよね。
「出会った人々に優しさと幸せをもたらすように」という願いを込めて、この名前が名付けられたそうです。
ボクも、大きくなった優浜の姿を(できれば近いうちに)見に行きたいです。
 
 
さて、ここからは余談。
 
この記事を書きながら、「歴史的仮名遣」について調べていると、とんでもない誤解に気づきました。
歴史的仮名遣いでは、「らう」は「りょう」ではなく「ろう」と読むそうです。
ということは、ボクの考えたプロセスは、優浜の母親の名前が「ロウヒン」だったときに成立したらしい……。
理系のくせに古文が得意だった過去の自分は、どこかへ消えてしまったようです。
歴史的仮名遣い」でミスするぐらいですから……。(泣)
 
ちなみに、歴史的仮名遣いの「かう」の読みは「こう」で合っていました。
 
 
ハイ、長々と書きました。
今回の件で、「『命名』って、難しいことなんだなぁ」と実感しました。
これから先、ボクが何かに命名するような機会が来るかは分かりませんが、そのときが来たら、頭が痛くなるぐらい必死に考えようと思います。
「名前」って、いつまでも一緒に過ごす「大切なもの」だから……。