「エジプト旅行 2日目 - Krosa」の続き。
12月31日(日)。
朝は5時50分頃に起床。
部屋の電話にモーニングコールがかかってくるのですが、予定時刻より10分以上早く起こされました。
6時半から朝食バイキング。
薄焼きの玉子を目の前で焼いてくれるコーナーがあるのですが、見かけない料理が並ぶ中で安心感があり、よく利用しました。
味は薄いです。
8時にホテルを出発。
最初に訪れたのは、「3 Pyramids Papyrus Institute」という土産屋。
パピルスとは写真の植物の名前であり、この植物から作られる紙のことも指すのですが、土産屋ではパピルスにエジプト関連の絵が描かれたものが販売されています。
店員の説明を聞いたりディスプレイされているパピルスを見ていると、これを家に飾ってエジプト旅行の記念にしたいなと思ったので、4万円もする大判のパピルスを思い切って購入しちゃいました。(笑)
まあ、B4サイズのパピルス2枚や、自分の名前が入ったカルトゥーシュが描かれたパピルス製の栞などをオマケとして貰ったので、よしとしましょう。
土産屋を後にすると、いよいよエジプト旅行の大本命であるギザのピラミッドに向かいました。
クフ王のピラミッドに到着。
天気はいいのに、なぜかモヤっていたせいか、イマイチ込み上げてくるものはなかったです。
それでも、近くで見ると、確かに石がいくつも積まれてできているのがよくわかって、マンパワーのスゴさを感じました。
この後、ピラミッドの中にも入りました。
内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、長くて狭い坂があって、汗だくになりながら往復しました。
外に出てくると、違う視点でピラミッドを鑑賞。
角から見るのも面白かったです。
あっという間に見学時間が終わり、次の場所へ移動。
スフィンクスがある広場に来ました。
写真には収まっていませんが、3大ピラミッドとスフィンクスが一緒に見られて、絶景でした。
スフィンクスは、結構近くまで行けます。
さすがに人は多いですが、スフィンクスとキスするような画角など、わりと撮りたい写真を撮れるような余裕もありそうでした。
今度は、さらにピラミッドから離れた場所へ。
この辺りで、なぜか「やっとエジプトに来たんだなぁ」という思いで満たされました。
「9 Pyramids Lounge」というレストランで昼食。
パンにゴマペーストのようなものを付けて食べる料理は前日の昼食と同じでしたが、この日は牛肉をつくねにしたようなものが出て、これが美味しかったです。
ちなみに、写真に写っているライスはピラミッドの形をしていました。
昼食後、レストランの敷地内からピラミッド群を一望できました。
カフラー王のピラミッドは、一部だけ化粧石が残っていて、その不完全感が個人的には好きです。
頂点まで尖って現存しているのもイイ。
ピラミッド群を後にして向かったのは、エジプト考古学博物館。
中に入ると、真っ先にツタンカーメンの黄金のマスクが展示してあるショーケースの前まで連れて行かれ、そこでマスクと2ショット写真を撮ってもらいました。
黄金のマスクがある部屋は、写真撮影すら禁止の場所のため、他の見学客たちは「なんで?」みたいな目で見ていました。
後で聞いたところによると、ツアー会社の方で何十日も前に参加者の情報を申請しておくなどして、特別に許可されたものだったそう。
混雑した展示場で見学客を遠ざけながらの撮影だったため、正直写りはよくない写真でしたが、いい思い出になりました。
写真撮影が終わると、いったん入口付近まで戻り、現地ガイドさんによる案内がスタート。
混雑する館内を1時間ほど見て回りました。
個人的なお気に入りのロゼッタストーン。
これ1つでヒエログリフの解読に繋がったというのはスゴいですよね。
この博物館、たくさんの展示物があって、全て見ようとすれば何日かかかりそうですが、素人からすると誰の何を展示してあるのか、ほとんどわかりません。
そんな中で、聞いたことのある人の名前が出てくると、何か安心します。(笑)
ミュージアムショップでの買い物などの自由時間を含め、2時間ほどで博物館を後にしました。
これで本日の観光は終わりなので、ホテルに戻りました。
この日は大晦日ということで、ホテルでは21時から夕食を兼ねた年越しパーティが開かれるとのことでした。
しかし、翌日はまさかの深夜2時起床というスケジュール……。
かといって夕食抜きも辛いし、せっかくのパーティがどんなものかを見たいというのもあったので、21時までに入浴と仮眠をしておくことにしました。
そして21時……には結局始まらず、本格的にスタートしたなと感じたのは30分後でした。
パーティ会場は華やかで、参加者も多かったです。
バイキング形式の料理にも気合いが入っているのがわかりました。
ただ、大音量の歌やキラキラの照明に晒されていると、部屋に戻っても寝られないような気がしましたし、そもそも自分はこういう場に向いてないなというのを改めて感じたので、夕食を終えて早々に部屋に戻り、すぐに寝ることにしました。
それでも23時近くにはなりました。
「エジプト旅行 4日目 - Krosa」に続く。