「エジプト旅行 1日目 - Krosa」の続き。
12月30日。
ここからは、エジプト時間で書いていきます。
起床したのは、2回目の機内食が出たとき。
今回は特に種類の指定もなく、全員共通のメニューでした。
味も特に問題なし。
到着はわりと予定通りで、朝4時過ぎにはカイロ国際空港に到着していたと思います。
当然ながら日本語など見当たらず、全くわからないアラビア語があちこちに書かれているのを見て、とうとうエジプトまで来たのだなと実感しました。
現地ガイドの方と合流し、バスに乗り込んでツアースタートです。
が、さすがにこの時間から観光はできないので、まずは宿泊先である「ピラミッド パーク リゾート カイロ」に向かいました。
ここでもまだチェックインはできないので、朝食だけいただきます。
朝食はビュッフェ形式。
さすがに何なのかがわからない料理も複数見られましたが、ソーセージやスクランブルエッグなどは安心感がありました。
エジプトまで来ても、ゆで卵は変わらずゆで卵なのです。
朝食を終える頃には、朝日が顔を出してきました。
カイロ最大級とも言われるプールにも映って、いい眺めでした。
再びバスに乗り込み、今度こそ観光へ。
途中、バスの車窓からギザのピラミッドが見えました。
何か、夢か幻を見ているようでした。
最初に訪れたのは、国立エジプト文明博物館。
中が広いのは当然ですが、未来的な雰囲気だったのが意外でした。
現地ガイドさんから解説を入れていただきながら、古代エジプトの棺や小物を見て回りました。
また、ミイラ室にも入り、本物のミイラも見ました。
博物館を出て向かったのは、「Tasty House Egypt」というレストラン。
ミートボールのトマト煮やパンなどを食べました。
味は可もなく不可もなくといったところ。
ミックスジュースを発注。
エジプトでは、フルーツジュースがいろいろ飲めると予習していたので、早速ありつけたと喜んでいたのですが、少し思っていた感じとは違っていました。
ここで、早速のオプショナルツアーが発動。
サッカラやダハシュールのピラミッドをバスで巡るもので、父と僕で参加しました(母は体力的に厳しく、先にホテルに戻って休憩)。
最初に向かったのは、ダハシュールにある屈折ピラミッド。
確かに、上部と下部で角度が異なり、屈折したようになっています。
近づくと、最下段は結構ボロボロ。
このピラミッドだったかはわかりませんが、昔の人が石材として持ち去ったりしたそうです。
続いて、屈折ピラミッドの近くにある赤のピラミッドへ。
少し赤みがかっている以外の外観の特徴は弱いですが、頂点まで綺麗な状態で、個人的には好きな見た目です。
ダハシュールからサッカラへ移動。
ジェセル王の階段ピラミッドに到着。
ピラミッドの初期段階ということで、四角錐ではなく階段状です。
階段ピラミッドは、中にも入りました。
すぐに行き止まりでしたが、行き止まりの下を見ると地下室がありました。
写真で見るよりも高さがあるように感じました。
ピラミッドから出ると、その前の遺跡のような場所を見学しました。
いろんな壁画が残っていました。
写真のように色が付いたものもあって、何千年も前に描かれたはずなのに保存状態がスゴいなと感心しました。
オプショナルツアーは、これにて終了。
不参加組から3時間ほど遅れてホテルに戻りました。
ホテルの部屋はこんな感じ。
見た目は日本のホテルとあまり変わりませんが、風呂掃除は甘々だし、トイレはトイレットペーパーを便器に流してもいいのかよくわからないし、観るテレビ番組もないしで、さすがに不便さは否めませんでした。
特に、前に泊まった人の髪の毛が何本も残っている浴槽を見たときは驚きました。
18時半からの夕食もバイキング。
肉系のメニューもあって、腹が満たされる程度には食べるものがありました。
白ワインも美味しかったけど、エジプト産だったのだろうか……。
夕食後は部屋に戻り、風呂に入ると、21時台か22時過ぎには就寝したんだったと思います。
「エジプト旅行 3日目 - Krosa」に続く。