Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~

※ネタバレ注意!
 
 
2週連続となる映画鑑賞。
今日は、「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境」を観てきました。
 
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夏休み。
のび太たちは、ドラえもんの道具を使って、地球のどこかに隠された秘境を探し始める。
そんな場所はないだろうと思われていたが、空き地で出会った子犬のペコが、なんとアフリカで謎の巨神像を発見した。
こうしてドラえもん一行は、巨神像を目指して未開のジャングルに足を踏み入れるのだった。

数々の困難を切り抜けて辿り着いたのは、「バウワンコ王国」という犬の国。
そこでは、世界征服を企む悪大臣・ダブランダーの支配が進んでいた。
元の王国を取り戻すため、のび太たちはダブランダーに戦いを挑むが……。
 
先週の金曜日に、前作の「のび太のひみつ道具博物館ミュージアム」がテレビ放映されていたので、とりあえず復習してから観に行きました。
まあ、本作との繋がりはありませんでしたが。
 
昨年の「ひみつ道具博物館」はオリジナル作品でしたが、今年の「のび太の大魔境」はマンガの原作が存在します。
全く新しいオリジナル作品とは違い、原作があると安心感があったのですが……。
 
 
では、映画の内容について。
 
原作は未読なので、マンガの内容が作品に反映されているかは分かりませんが、序盤から中盤にかけての展開は面白かったです。
一行がバウワンコ王国に着くまでの過程は、笑いもあり、ちょっとしたハラハラもあったりして、十分に楽しめました。
 
しかし、終盤から流れが一転。
面白味のない展開が続きました。
 
特に、未来のドラえもんたちが助っ人に来た辺りからは、非常に残念でした。
10人の外国人」という言い伝えの時点で予測できましたが、未来のドラえもんが巨神像のカラクリを次々と暴露していくのは面白くなかったです。
ダブランダーとの戦いも、未来ののび太たちばかり活躍していて、雑でした。
 
とまあ、散々なクライマックスでしたが、のび太とペコが別れるシーンでは、思わず涙腺が緩みました。
のび太の「いつでもソーセージ食べに来ていいんだよ」という言葉が沁みて……。
こういうラストは好きですね。
 
 
総合的にみると、原作があるわりには残念だった気がします。
ただ、序盤・中盤やラストに関しては、よかったのではないでしょうか。
 
では、今回も評価をしておきます。
 
評価: ★★★★★★☆☆☆☆
 
星7寄りの星6ということで。
それにしても、今回はジャイアンが大活躍で、彼の様々な姿を窺うことができたのは貴重でした。
 
本作で改めて感じたのは、「ひみつ道具を使えないドラえもんは面白くない」ということ。
来年度の作品も制作が決定しましたが、今年よりも楽しいことを期待します。