※ネタバレ注意!
2週連続となる映画鑑賞。
夏休み。
のび太たちは、ドラえもんの道具を使って、地球のどこかに隠された秘境を探し始める。
そんな場所はないだろうと思われていたが、空き地で出会った子犬のペコが、なんとアフリカで謎の巨神像を発見した。
こうしてドラえもん一行は、巨神像を目指して未開のジャングルに足を踏み入れるのだった。
数々の困難を切り抜けて辿り着いたのは、「バウワンコ王国」という犬の国。
そこでは、世界征服を企む悪大臣・ダブランダーの支配が進んでいた。
元の王国を取り戻すため、のび太たちはダブランダーに戦いを挑むが……。
先週の金曜日に、前作の「のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」がテレビ放映されていたので、とりあえず復習してから観に行きました。
まあ、本作との繋がりはありませんでしたが。
全く新しいオリジナル作品とは違い、原作があると安心感があったのですが……。
では、映画の内容について。
原作は未読なので、マンガの内容が作品に反映されているかは分かりませんが、序盤から中盤にかけての展開は面白かったです。
一行がバウワンコ王国に着くまでの過程は、笑いもあり、ちょっとしたハラハラもあったりして、十分に楽しめました。
しかし、終盤から流れが一転。
面白味のない展開が続きました。
特に、未来のドラえもんたちが助っ人に来た辺りからは、非常に残念でした。
とまあ、散々なクライマックスでしたが、のび太とペコが別れるシーンでは、思わず涙腺が緩みました。
のび太の「いつでもソーセージ食べに来ていいんだよ」という言葉が沁みて……。
こういうラストは好きですね。
総合的にみると、原作があるわりには残念だった気がします。
ただ、序盤・中盤やラストに関しては、よかったのではないでしょうか。
では、今回も評価をしておきます。
評価: ★★★★★★☆☆☆☆
星7寄りの星6ということで。
それにしても、今回はジャイアンが大活躍で、彼の様々な姿を窺うことができたのは貴重でした。
来年度の作品も制作が決定しましたが、今年よりも楽しいことを期待します。