Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

許されざる者 <試写会>

昨日、映画の試写会に行ってきました。
観たのは、「許されざる者」という作品。
 
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江戸幕府崩壊後の北海道。
人里離れた場所で子供たちと暮らすのは、かつて「人斬り十兵衛」と呼ばれた釜田十兵衛だ。

新政府の追手を避けて失踪していた彼だったが、ある日、昔の戦友が賞金首の話を持ってくる。
二度と刀は抜かない」と心に決めていた十兵衛だったが、経済的に困窮しており、子供を養うことも難しい。
子供たちのために、彼は旧友の誘いに応じた。

十兵衛らの前に現れたのは、町の絶対的な支配者
賞金稼ぎに来た者を、残忍な暴力によって追い払っていた。
刀を抜かないと決めていた十兵衛だったが、ある出来事が起こり……。

二度と手にすることのなかったはずの刀が抜かれるとき、男の起こす壮絶な光景から目が離せない。
果たして、人が人として行き着く先に、何が見えるのか……。
 
明治時代初期を舞台にした作品。
かつては武士として恐れられた十兵衛の、重くて苦しい人生が描かれていました。
 
観に行く前から予想していましたが、ボクには向いていない作品でした。
現代を舞台としていない話には、ちょっと合わないのです。
 
それに、何といってもストーリーが暗い
いわゆる「救われない話」というやつです。
 
こういう雰囲気の映画は、普段は観ようとは思いません。
しかし、せっかくの試写会だし、このような機会があるのも一つの縁かと思って観に行きました。
 
ただ、クライマックスの戦闘の場面は、なかなか迫力のあるものでした。
俳優さんの冴えた演技に引き込まれました。
 
あと、この映画には「R-12」指定があるのですが、それに相応しい作品でした。
血の描写や刀の刺さり具合など、怖いぐらいにリアルでした。
「R-15」指定でもいいのではないかと思ったぐらいです。
 
さて、評価をしておきます。
 
評価: ★★★★☆☆☆☆☆☆
 
こういったジャンルの作品を見てみる、いい機会だったと思いますね。