Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

映画「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」を観て

※ネタバレ注意!
 
国公立大学の出願が始まり、いよいよ受験も後半戦に突入です。
が、どうしても受験までに行っておきたい映画がありました。
それが、今回観た「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」です。
 
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この映画は、原作・東野圭吾の小説「麒麟の翼」を映画化したものです。
原作は既に読んでいたのですが、ぜひ映像でも観たい、と思っていたところに映画化の情報が!
やっぱり我慢しきれずに観てきました。(笑)
 
先に結論を書きますと、純粋に感動しました
ええ、こんな時期でも観る価値があるほどに、ですよ。(笑)
 
元々「加賀恭一郎シリーズ」の作品って、人情溢れるストーリーが特徴的。
その中でも「麒麟の翼」は、原作者が自ら「シリーズ最高傑作」を語ってるぐらいですから、面白くないわけがないんですが、今日の映画を観て、改めてこの作品の良さを感じました。
 
最もよかったシーンは、やはりクライマックスの、真相が明かされる場面。
話をしようともしない息子に対しても、懸命に向き合おうとした父。
そのことに気が付かないまま父を失ってしまった息子。
しかし彼は、これからきっと大きく成長することでしょう。
本当に信じるべきものを得たから……。
 
不器用ではあるけれど、かけがえのない「家族愛」に、今年初の映画で早くも泣かされました。
 
あと、原作を読んでいるときから思っていたことなんですが、ますます日本橋に行きたくなりました
麒麟の像も見てみたいし、あとは「新参者」で登場した人形焼とかもいいですね。
将来、東京に出ることがあったら、ぜひ訪れたいです。
 
それにしても、加賀さんを演じる阿部寛さん、本当にハマリ役ですよね。
ガリレオシリーズ」の湯川学役・福山雅治さんもピッタリですが、阿部さんも負けず劣らず「加賀さん」だわ~。
きっと、こういうところも作品の素晴らしさに繋がっているんでしょうね。
 
さて、恒例の評価。
2012年最初の映画、予想以上にいい作品を観られましたので、堂々の★★★★★とします。
できれば、残りの「加賀作品」も映像化してほしいです。
 
では、また受験勉強に戻ってきま~す。(泣)
 
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