Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

東野圭吾「真夏の方程式」を読んで

※ネタバレ注意!
 
最近は中間考査やら模試やらで忙しく、なかなか読書の時間を取れなかったのですが、それでも暇を見つけながら読んでいた「真夏の方程式」、ついに読破しました!
ガリレオシリーズの最新作です。
 
作者いわく、「真夏の方程式」は、「容疑者Xの献身」や「聖女の救済」とは違い、陽性にしたかったそうです。
が、読み終わって思ったのは、「そんなに陽性じゃなくないか?」ということでした。
陽性」っていうぐらいだから、もちろんハッピーエンドかな、なんて思っていたボクは大違い。
どちらかというと、スッキリしない終わり方でした。
 
しかし反面、本格推理小説というところでは、ボクを十分に満足させてくれました。
また、「容疑者Xの献身」に似たところがポツポツ見られました。
愛する人を守るために、自分にできることとは……」
今作も、そういった側面を見せていました。
 
期待していたほどではなかったものの、やはり面白かったです。
湯川先生の、いつもと少し違った雰囲気も楽しめましたし。
 
さて、これでガリレオシリーズも全作読み終えました。
もう受験も近いし、そろそろ読書はやめようかなぁ、なんて思いながら、既に手元には「夜明けの街で」があったりする……。(笑)