原因は、受験勉強に力を入れるため。
……と言いたいところですが、実は違う。
本当は、顧問の先生に呆れ、嫌になったからです。
元々ボクは、「日々の軽い運動に」という理由で卓球部に入りました。
放課後に、友達と喋りながら卓球ができればいい、と。
それで、たまには部活を休んでゆっくりできれば、と。
そんな風に思いながら、中学から卓球を始めたわけです。
だから、別に強くなろうと思ったりもしませんでした。
中学の3年間は、ボクにとってとても平和に過ぎました。
友達ができるきっかけにもなったし、結構思った通りに過ごせた。
だから、どうせ高校もそんなものだろうと思い、ほとんど迷うことなく高校でも入部しました。
高1は何ともありませんでした。
ときどきの休日練習と試合が嫌いだったぐらいで、「部活を辞めよう」とは思ったこともないぐらいでした。
問題は高2に入って顧問が今の先生に替わってから。
先生にとって部活とは、やはり強くなっていい成績を残すことに意味があるようです。
そのため、休日練習が毎週行われ、試合の参加数も増えました。
そして、だんだん部活がだらけていく状況の中で、遂に先生はこう言ったのでした。
「これからは、部活を1回でも休んだやつは部員名簿から名前を消す」
この言葉を聞いたとき、ボクはもうこの先生とはやっていけない、と思いました。
部活名簿から名前を消すことに呆れたのではありません。
こんな方法でしか部員を脅せない先生自身に呆れたのです。
確かに、先生をそこまで追いつめたのは、ボク達サボりのせいです。
それにおそらく先生も、冗談で言ったことだとは思います。
しかし冗談でも、先生が生徒を脅すなんてことはおかしいと思いました。
生徒の予定と相談する、規則をしっかり決める、など、他にも方法はあったはずです。
なのに……。
だからボクは今日、部活を辞めました。
それに、受験勉強に力を入れるというのも嘘ではありません。
部活をしていた分を勉強に回せるなら、ボクはその方がより充実すると思うのです。
後悔はしていません。
だから、高校生活最後の1年を、精一杯頑張ろうと思います。
「これだけ頑張れば、部活を辞めても間違いじゃなかった」と思えるように……。
最後に、もしもこの記事をボクの顧問の先生がご覧になったら、間違いなく憤りを感じられることと思います。
そのときは、本当に申し訳ありません。
このようなところで、陰口のようにしか書けない、そんな弱いボクをお許しください。
人は、時を積み重ねれば積み重ねるほど、知らなくてもいい一面を知ることになってしまうのです……。
<「B'z、3年半ぶりのMステへ!」のコメントへの返事>
遊庵さん、コメントありがとうございました。
「Brotherhood」、本当によかったですね!
録画してたMステ、10回は観ました。
でも、毎回感動して……。
アルバムにライブと、まだまだイベント盛りだくさんですね。
2011年を楽しみましょう!