※ネタバレ注意!
映画館で映画を観るのは、これで今年最後。
「シュガー・ラッシュ:オンライン」を観てきました。
前作「シュガー・ラッシュ」は、世界の設定から伏線の回収、感動的なラストと、それはもう完璧な作品でした。
「単発作品で終わっておけばよかったんじゃないか……」という一抹の不安を抱えつつも、シリーズファンとして新作を観てきました。
結論から言うと、個人的には前作を超えることはできませんでした。
とにかく、全体的に内容が薄かったのが残念でした。
鑑賞後、ネットでの口コミを見ていて激しく同意したのが、「前作であれだけ『ターボ』を悪としていたのに、本作のラストでヒロインをターボさせるのはありえない」という意見。
ここまではっきりとした感想を持っていなかっただけに、はっとさせられました。
ただ、ネットの世界をうまくアニメーションにしたなと感心もしました。
いつも何気なく使っているインターネットの世界が具体的にアニメーションとして描かれると、面白そうであり、少し怖い印象も受けました。
あとは、過去のディズニー作品のキャラクターがたくさん登場したのもよかったです。
各キャラクターの声優さんも、ちゃんと本物の方(という言い方をすると語弊がありそうですが……)が担当されていて驚きました。
ということで、1つのディズニー作品としては楽しめるものになっていましたが、あの出来がよすぎた前作の続編としては物足りなかったですね。
評価: ★★★★★★★☆☆☆
もう続編はなさそうな感じですが、それでいいと思います。