Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

流星の絆 (東野圭吾)

※ネタバレ注意!
 
 
ダブル更新の第2弾。
続いては、昨日の夜に読み終えた、東野圭吾さんの「流星の絆」についてです。
 
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文庫本で600ページ超
呆れるほど時間がかかりそうでしたが、意外と2週間ちょっとで読み終えられました。
 
この作品は、何年か前にドラマで放送されていました。
ボクも全話観たはずなのですが、あまり覚えていない場面もあって、結構新鮮でした。(笑)
 
では、ここからは内容。
 
両親を殺害された3兄妹。
14年後、彼らは詐欺をしながら生活していましたが、あるとき、両親を殺した犯人らしき人物を知ることになります。
そこから3人の復讐計画が始まっていくのですが、まずは、この作品で大きなテーマを占める「兄妹愛」。
詐欺をするのも3人、復讐計画を実行するのも3人。
両親を殺害され、ずっと3人で生きてきた彼らには、誰にも負けない強い結びつきがありました。
この作品を読んでいて、「絆って深いなぁ」と思いました。
 
また、犯人も意外でした。
ドラマを観ていたので、犯人が誰だか知ってはいたのですが、それでも東野さんの考えることはスゴイです。
当時も、ドラマを観ていて驚いた記憶があります。
 
「読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング」で、堂々の第3位を獲得した「流星の絆」。
が、ボクとしては何か物足りなかったです。
「何が物足りないんだ」と訊かれると困りますが、少なくとも、ボクのベスト3には入らないですね。
 
評価: ★★★★★★★☆☆☆
 
既にドラマを観ていたから、感動が薄れたのかもしれません。
 
さて、次は「名探偵の掟」を読みます。
こちらもドラマ化されていますが、ボクは観ていなかったので、じっくり読んでいこうと思います。
 
 
読んだ本リスト
 
01 放課後 (2012/5/10 - 2012/5/31)
30 あの頃ぼくらはアホでした (2012/6/21 - 2012/7/4)
48 時生 (2012/6/1 - 2012/6/21)
65 流星の絆 (2012/7/5 - 2012/7/23)
73 あの頃の誰か (2012/4/10 - 2012/4/24)