Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

BRAVE HEARTS 海猿

※ネタバレ注意!
 
 
期末テスト直前ということもあり、ブログの更新が滞っていますが、レビュー系の記事は、早めに書いておかないと内容を忘れる可能性があるので、今日は久々のダブル更新(1日に2つの記事を投稿すること)です。
 
まず1つ目は、昨日観に行った映画「BRAVE HEARTS 海猿」の記事。
 
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海猿シリーズは、ドラマから観始めました。
あんなにハマったドラマは、当時では初めてでした。
毎週火曜日がワクワクしていた記憶があります。
ちなみに、ボクがB'zのことを好きになったのも、このドラマがきっかけ。
 
さて、今回の作品は、劇場版第4弾。
前作のタイトルが「THE LAST MESSAGE 海猿」だったので、てっきり3作目で完結かと思っていましたが、随分と人気だったようで、4作目も登場です。
 
では、本編の内容について。
 
序盤で、主人公・仙崎が要救助者を助けそこないます。
確かに、現場の状況も酷く、救助するのが厳しいシチュエーションではありましたが、仙崎が要救助者を助けきれないシーンからストーリーが進んでいくので、「この先どうなるのだろう」と思いました。
 
中盤は、海上保安官よりもジャンボジェット機パイロットが象徴的でした。
346人もの命を預かりながら、エンジンの半分が止まった飛行機を飛ばすなんて、もう絶望しかありません。
飛行機の恐ろしさを、改めて感じさせられました。
 
ジャンボジェットが海上着水してからは、いよいよ海猿の出番。
20分以内に346人の要救助者を助けるため、現場に向かいます……。
 
今作は3D上映がありませんでしたが、ものすごい迫力でした。
ジャンボジェットが海上に着水するシーン、グチャグチャになった機内での救助シーンなど、これこそ映画館で観るに相応しい作品です。
まるで現場にいるかのような臨場感で、大いに盛り上げてくれました。
 
そしてクライマックス。
沈みゆくジャンボジェット機の中に取り残されたのは、仙崎のバディ・吉岡
東京湾の水深60メートルまで沈んでしまいます。
しかも、空気ボンベなしで……。
果たして、吉岡の運命は!?
……ぜひ、劇場へ。(笑)
 
さて、この作品全体を通して感じたこと。
 
まずは、「成長」。
前作から2年後を描いた今作では、様々なキャラクターの成長が見られました。
仙崎と吉岡は、海上保安官13000人の中から36人しか選ばれないエキスパート、「特殊救難隊」に。
さらに吉岡は、恋人・美香へのプロポーズを決意します。
また、前作では頼りなかった海上保安官・服部も、たくましく成長し、果敢に救助を果たします。
シリーズが進む度に変わる彼らの姿にも注目です。
 
次に、「協力」。
今回の救助においても、やはり協力することは欠かせません。
民間人との協力も見られ、「人々の結びつき」が非常に感動的でした。
 
そしてやっぱり、「」。
これを忘れては、きっと満足のいく結果は残せません。
どんな状況でも、最後まで諦めない意志と情熱を抱き、困難に挑んでいく。
そんな姿こそ、真の素晴らしさではないでしょうか。
 
今年公開の映画で最も期待していた今作。
 
評価: ★★★★★★★★★☆
 
今のところ、今年トップの作品です。
やっぱり海猿は傑作だ!
 
ところで、第5弾があるかどうかですが、「できないことはない」といったところでしょう。
続けることはできそうですが、「そろそろ潮時かな」とも思います。
もちろん、5作目ができたら観に行きますけどね。(笑)
 
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