※ネタバレ注意!
大学生になってから初めて読んだ本。
それは、東野圭吾さんの「あの頃の誰か」です。
短編集で、8つの話が収録されています。
ボクが特によかったと思ったのは、「再生魔術の女」という作品。
ある被害者の遺族が、その事件の犯人を一方的に問い詰めていく話です。
が、これがひどく恐ろしい!
まるで自分が、追いつめられる犯人になったかのような臨場感。
「活字を読むだけで、こんなにハラハラするもんなんだなぁ」と思いました。
他にも、「シャレードがいっぱい」や「レイコと玲子」など、前半の作品の方が面白かったです。
さて、作品評価の時間。
評価: ★★★★★★☆☆☆☆
少し前の時代が舞台の作品もあるので、バブル景気を生きた人たちには、もっと楽しめるのかもしれません。
ちなみに、ボクは大学生活4年間で、東野圭吾さんの作品を全部読んでみようと思っています。
約80作品ありますが、4年間もあれば何とかなるでしょう。(笑)
頑張りま~す。
読んだ本リスト
73 あの頃の誰か (2012/4/10 - 2012/4/24)