※ネタバレ注意!
今日は「映画の日」ということで、1000円で映画を観てきました。
以前から気になっていた「図書館戦争」を観ました。
国家によってメディアの検閲が認められている時代・正化。
本を読むという自由を守るために生まれた自衛組織「図書隊」は、銃器を手にした検閲組織「メディア良化隊」と日々戦い続けていた……。
かつて自分と本を守ってくれた図書隊員に憧れ、図書隊に入隊した笠原郁。
鬼教官・堂上篤をはじめ、様々な人と関わりあいながら、郁は少しずつ成長していくのだった。
そんなある日、図書隊とメディア良化委員会との間に、対決を避けられない出来事が発生する。
両者の全面対決、果たして図書隊は、大切な本や自分の意志を守れるのか……。
全体的に楽しい作品でした。
最初から最後まで充実した流れでしたし、原作未読のボクでも理解できる内容でした。
それに、銃撃戦や格闘シーンが満載で、「これぞ映画館で観るべし!」といった作品でした。
確かに、検閲という行為が必要なこともあると思います。
ですが、何事も縛りすぎてはいけないものです。
ある程度の自由や余裕は大事ですし、正義のための制限が、必ずしも正義になるとは思えません。
もし正化のような時代が来たら、図書隊のような方々が国民の光になるんだろうなぁ。
あと、個人的なことですが、この作品の雰囲気が「海猿」に似ていると感じました。
登場人物の成長、揺るぎない意志、大切なものを守る心……。
共通してる点が多かったような気がしますね。
ということで、評価をしたいと思います。
評価: ★★★★★★★★☆☆
もうちょっと感動的な場面があれば、星9個だったかもしれません。
が、こういう迫力のある作品こそ、映画館で観る意義がありますよね。