Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

東野圭吾「私が彼を殺した」を読んで

皆さんの好きな作家は誰ですか
ボクは東野圭吾さんです。
この方の書く作品は、読み応えがあるというか、とっても奥が深いというか、読むのが止まらないというか……。

その中でも、現在は「加賀恭一郎シリーズ」にハマっています。
全部で9作品出版されているのですが、4作目まではすべて読みました。
で、今回読んだのは5作目の「私が彼を殺した」です。

この作品の特徴は、殺人事件の容疑者の3人それぞれの視点から書かれていることです。
3人感じ方や考えの違いが出ていて、読みやすいような読みにくいような……。

そして最大の特徴は、犯人が最後まで記されないことです!
つまり読者は、自身で犯人を見つけなければならないわけです。

ちなみに、3作目のどちらかが彼女を殺した」も同様に、犯人が書かれませんでした。

※ここから先は、ネタバレを含みます!

結論から言いますと、犯人は分かりました(←正確には、「分かったと思います」ですね)。
巻末の「推理の手引き」というのを読んだからなのですが……。
あ、この手引きにも犯人は記されてませんよ!
ヒントが載ってるんです。
重要な3つのヒントがあり、それを理解したら犯人が分かる、というものです。
ボクはこのうちの2つを理解しました。
これでも犯人は分かったのです。
が、残りの1つがどうしても分かりませんでした……。
残念……。

さて、せっかくですので、ボクの予想する犯人を発表しておきます。
犯人は、(駿河直之)だ!

ということで、この本を読んだ方がいらっしゃれば、上の( )内をドラッグしてみてください。
あなたと同じですか?
……これで間違ってたら恥ずかしいですが(笑)。