Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

万能鑑定士Qの事件簿 IV (松岡圭祐)

※ネタバレ注意!
 
 
期末テストが近づき、あまりブログを更新できなくなりました。
本当は、先日のUSJの記事をまとめたりしたいのですが、なかなか時間に余裕がなくて……。
夏休みに入ったら暇になると思うので、それまでお待ちください。
 
 
で、今日の記事は読書について。
こういうのは早めに書いておかないと内容を忘れてしまいそうなので、例外的です。
 
読み終わったのは、「万能鑑定士Qの事件簿 IV」です。
 
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とある映画のポスターが次々と燃やされる事件が発生。
なかなか犯人の行方を掴めない警察。
そんな中、今回も凜田莉子が真相に迫っていく……。
 
 
作者・松岡圭祐さんが以前に書かれた「催眠」という作品の主人公である嵯峨敏也が登場。
莉子と共に事件を追っていきます。
ボクは「催眠」を読んだことがないのですが、「催眠」と「万能鑑定士Q」の両ファンだという人には嬉しいコラボでしょうね。
 
今回の事件には、「昭和の鼠小僧次郎吉」といった連続強盗致傷犯や解読不能な暗号など、序盤からヒントは出てくるのですが、それがどこに繋がるかは終盤まで明らかになりません。
200ページを超えた辺りで「あれ、ちゃんとこの1冊で完結するのかな?」と思うぐらい事件の真相が見えませんでした。
 
しかし、クライマックスで急に謎解きが進みます。
そして、犯人に関して大きな衝撃もありました。
ボクも序盤から完全に騙されていましたね。
 
いろいろあった伏線も回収され、放火のトリックなども面白かったです。
 
 
ということで、今回の作品も楽しかったです。
まあ、これまでの3作と比べると、小笠原悠斗の登場が少なかったのがちょっと寂しかったかな。
 
評価: ★★★★★★★★★★
 
やや甘めの評価ですが、ラストはかなり驚いたので、満点ということで。
莉子が犯人に仕掛けた罠も見事でした。
 

 
万能鑑定士Q」シリーズ 読了リスト
 
 
01 万能鑑定士Qの事件簿 I (2014/6/5-2014/6/11)
02 万能鑑定士Qの事件簿 II (2014/6/11-2014/6/18)
03 万能鑑定士Qの事件簿 III (2014/6/19-2014/6/29)
04 万能鑑定士Qの事件簿 IV (2014/6/30-2014/7/13)