Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

風立ちぬ

※ネタバレ注意!
 
 
昨日はバイトが休みだったので、映画に行ってきました。
話題の「風立ちぬ」を観ました。
 
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1920年代の日本は、不景気、貧乏、病気、そして大震災と、生きるのに辛い時代だった。
そして、日本は戦争に突入していく。
当時の人々は、そんな時代をどのようにして生きたのか。

イタリア・カプローニへの憧れ、零戦の誕生、薄幸の少女・菜穂子との出会いと別れ。
この映画は、実在した人物・堀越二郎の半生を描いた作品である。
 
スタジオジブリの最新作。
さらに、原作・脚本・監督は、あの宮崎駿
「日本人として、やっぱり観に行っておくべきだろう」ということで、鑑賞することにしました。
 
これまでのジブリ作品のようなファンタジーではなく、まさにリアルな世界を描いた本作。
大きな戦争が始まる前の日本が舞台です。
 
序盤は、地震の描写が印象的でした。
恐ろしさが際立ち、人々の苦労が滲み出ていました。
 
その後は、飛行機の設計に懸命に取り組む二郎たちの姿が心に残りました。
この時代らしい困難が感じられ、「昔の人はスゴイな」と思いました。
 
いろいろ考えさせられる内容だったのですが、クライマックス辺りから核心が掴めなくなっていきました。
というより、「結局、何を言いたかったのだろう」という終わり方で、モヤモヤが残りました。
 
また、感動する場面も特にありませんでした。
「宮崎監督が、自分の作った映画を観て初めて泣いた」というのを知って、かなり期待していたのですが、ボクは泣けませんでした。
 
そもそも、戦争に関する作品には共感を持ちにくいのですが、本作も例外ではなかったです。
個人的には、「崖の上のポニョ」の方が好きですね。
 
ということで、評価をします。
 
評価: ★★★★★★☆☆☆☆
 
まあでも、あの時代に生きた人々の激動の暮らしは感じられたので、よかったです。
 
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