※ネタバレ注意!
映画「パラレルワールド・ラブストーリー」を観てきました。
原作は、東野圭吾さんの同名小説。
大学生のときに小説を読みましたが、映画を観てみて、結末をはじめとする大部分は忘れていました。
冒頭の、2本の電車が並走するシーン。
ここは、小説で読んだときに非常に印象的だったので、よく覚えていました。
ドラマチックというか、理想的というか、そういう感情を抱いた記憶があります。
物語の展開の都合上、どうしようもないことなのですが、時系列が前後して話を理解するのに苦労しました。
そもそもの内容も難しいのに余計に複雑になっていて、正直なところストーリーを把握しきれませんでした。
こういうとき、小説ならすぐに読み返したりもできるのですが、映画館ではそうもいかず……。
ただ、最先端科学を扱った話は興味深かったです。
東野さんは、科学技術も行き過ぎるとこうなりますよ、みたいな話をいくつか書かれているので、本作の内容もまだ非現実的かもしれませんが、将来的にはありえそうで怖いですね。
全体的に、想像以上に暗い話でした。
タイトルに「ラブストーリー」とあるのに、いわゆるラブストーリー感はほとんどありませんでした。
評価: ★★★★★★☆☆☆☆
やや期待外れでしたが、また近いうちに原作小説を読むと思いますので、そのときにしっかり内容を理解します。