※ネタバレ注意!
3人で共犯し、大阪で殺した人間を名古屋経由で東京までリレーするという斬新な殺人事件が描かれます。
本作は、以前にドラマで観たことがあります。
そのときに、「これは面白い話だ」と思った記憶がありました。
原作小説を読んでみると、当時の感想にも納得できました。
犯人側の描写があることで、普通のミステリーとは違った楽しみ方がありました。
特に、急須に仕組んだ青酸カリで殺人を犯す場面は、読んでいてドキドキしました。
あとは、結末がスゴかったです。
正確に言えば、その描写。
「白い光が目の前を走り、そして消えた。」
死ぬときって、本当にこんな感じなのかもなと思うと、不思議な感じがしました。
全体的に、スリルを感じられる場面が多かったように思います。
評価: ★★★★★★★★☆☆
ただ、タイトルの「ブルータスの心臓」の意味が、結局イマイチわからなかった……。
東野圭吾作品 読了リスト (2018/06/14 - )
01 放課後 (2018/06/14 - 2018/06/21) ★×9
02 卒業 (2018/06/21 - 2018/06/26) ★×8
03 白馬山荘殺人事件 (2018/06/26 - 2018/07/03) ★×6
04 学生街の殺人 (2018/07/03 - 2018/07/13) ★×9
05 11文字の殺人 (2018/07/13 - 2018/07/30) ★×7
06 魔球 (2018/08/03 - 2018/08/14) ★×9
07 ウインクで乾杯 (2018/08/14 - 2018/08/23) ★×7
09 十字屋敷のピエロ (2018/08/31 - 2018/09/10) ★×7
10 眠りの森 (2018/09/11 - 2018/09/25) ★×7
11 鳥人計画 (2018/09/26 - 2018/10/05) ★×8
12 殺人現場は雲の上 (2018/10/09 - 2018/10/17) ★×9
13 ブルータスの心臓 (2018/10/17 - 2018/10/30) ★×8