※ネタバレ注意!
ちょうど映画無料鑑賞のポイントが貯まっていたので、それを消費。
平日の朝1本目にもかかわらず、人は多かったです。
本作は、東野圭吾さんの同名小説が原作で、加賀恭一郎シリーズの完結編です。
加賀さんが、自身の母親にも関連する殺人事件に挑みます。
原作は、ちょうど4年ほど前に読みました。
そのときに頭に描いていた光景が、そのままといっていいほどリアルに映像化されていて、驚きました。
また、個人的なことですが、昨年の3月に訪れた東京・日本橋が映画にも登場して、「あんな場所だったなー」という懐かしさも感じました。
ストーリーとしては、もちろん面白いのですが、原作の全てを映画に収めるには時間的に厳しいですね。
原作の内容をはっきり覚えているわけではありませんが、どんどん話が展開していって、少し違和感がありました。
クライマックス、浅井博美とその父がホームレスビニールハウスで向かい合う場面では、思わず涙腺が緩みました。
あんなに自分のことを大事にしてくれた父の首を、自らの手で絞める博美の気持ちが痛いほど伝わってきました。
ということで、既に内容を知っている作品でこんなに感動するとは思いませんでした。
内容はもちろん、本作では演者さんの演技力のスゴさも実感しました。
評価: ★★★★★★★★★☆
これで加賀恭一郎シリーズが完結というのが、非常に残念です。
また新たな加賀さんを観たいですね。