Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ

※ネタバレ注意!


就活も終わり、やっと気軽に映画を観に行けるようになりました。
ということで、研究室の同期と「映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」を観てきました。
大学の人と一緒に映画に行くのは初めてでした。

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記念すべき25作目となる本作。
突如現れた宇宙人・シリリを父のもとに送り届けるため、野原一家が日本を横断します。


序盤の、ひろしとみさえが子供の姿に戻る設定は面白いと思いました。
どうしてもコナンを思い出してしまいますが、子供ばかりになった野原一家の苦労が、中盤にかけて展開されました。

中盤から終盤は、あまり特徴のない感じでした。
そして、終盤でシリリの父のもとに辿り着いた野原一家。
ここで明かされた、「道中の試練は、実はシリリの父によるものだった」という展開に、呆然としました。
何というオチ……。

そこから、しばらく話は続き、かすかべ防衛隊も駆けつけてクライマックスへ。
あまり盛り上がらないラストを迎え、シリリとお別れしないままエンディングに入ったので、「えっ、別れのシーンはナシ!?」と驚きましたが、エピローグで短くお別れシーンをまとめて終了。


正直、25周年記念には相応しくないと思いました。
シリリがしんのすけの心を許していく過程は面白かったのですが、何だか納得のいかない作品でした。
やっぱり、道中の出来事が仕組まれたものだったという設定が、物語を台無しにしたような……。

評価: ★★★★★★☆☆☆☆

唯一救われた点は、しんちゃんらしい笑いの要素が多々見られたこと。
まあ、しんちゃんの映画には、ストーリー云々ではなく、笑いを求めて観に行くのがよさそうですね。