「蔵王温泉スキー旅行 1日目 前編」の続き。
蔵王プラザホテルでチェックインを終え、再びゲレンデへ。
人生初のナイタースキーを楽しみました。
昼間と比べて、人の数は減りました。
ただ、ナイターということで、滑れるコースも大幅に制限されていました。
ナイターのリフトは、また雰囲気も違いますね。
昼間は、空も含めて真っ白な感じでしたが、空が黒く染まるだけで、一気にクールな風景になりました。
霧氷の辺りにはライトが用意してあり、夜でも霧氷を楽しむことができます。
それにしても、何度見ても美しい。
これが自然の力で形成されるというのは、とても素敵ですね。
初のナイタースキー、なかなか滑りにくかったです。
雪面のコブがライトに照らされて影ができるのですが、それが結構怖かったりしました。
でも、昼間とは違った景色・雰囲気の中でスキーができたのは、いい経験になりました。
1時間ほど滑って、ホテルに戻りました。
チェックインの際、山頂の樹氷がライトアップされるというイベントに行くことにしたからです。
樹氷を見に行く前に、夕食の時間。
とても豪華で、食べきれないほどの量の夕食でした。
1時間近くを夕食に充てていたのですが、終盤はとにかく胃に詰める作業になってしまい、後半に出てきたステーキなどをあまり味わえなかったのが反省点でした。
ただ、最後のデザートは、ホテルの方が「部屋で食べられるように」と持ち帰り用にしてくださって、非常にありがたい対応をしていただきました。
本当にありがとうございました。
で、ギリギリセーフで集合時間に間に合って、送迎バスでロープウェイ乗り場へ。
山頂までは、2本のロープウェイを乗り継いで行きます。
麓から20分ほどで山頂に到着。
山頂駅の屋上に上がると、そこは猛吹雪でした。
万全な防寒対策により、スキーをしているときは寒いと感じる瞬間はなかったのですが、同じ格好で来たにもかかわらず、ここで初めて凍えました。
……なんですが、吹雪いているため、手前の十数体しか見えませんでした。
本当は、この奥に何百本もの樹氷が見られるはずなのですが、ちょっと運が悪かったようです。
ライトアップのライトも、樹氷というより吹雪に当たっていて、ボヤっとしてしまっていました。
それでも、霧氷とは明らかに違い、もっとズッシリしていて、スノーモンスターという名がぴったりな樹氷に感動しました。
山頂駅の下の出口から外に出ると、上から見ていた樹氷を間近で見ることができました。
こうやって見ると、樹氷の中に本当に木があるのかさえもわからないぐらい雪だらけです。
木の枝の輪郭に沿って綺麗に着雪した霧氷の方が綺麗ではありますが、幻想的で躍動感のある樹氷は、霧氷とは違った美しさを持っているなと感じました。
ひと通り樹氷を楽しみ、ロープウェイで麓まで戻りました。
帰りも、ホテルの方が駅からホテルまで送迎してくれました。
その後、徒歩20分ほどの場所にあるコンビニまで妹と行こうとしていると、またしてもバスで送迎してくださり、本当に助かりました。
買い物を終えて部屋に戻り、風呂の時間。
ホテルの風呂は、内湯と露天風呂の2種類があり、どちらも源泉かけ流しの温泉でした。
この日は内湯でゆっくり疲れを癒しました。
風呂から上がり、部屋で妹と2次会的な感じで話をして過ごし、日が変わる頃に就寝しました。
続きは、「蔵王温泉スキー旅行 2日目」にて。