※ネタバレ注意!
今日は、一昨日のレイトショーで観てきた「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」について書きます。
レイトショーということで、人は少なく、広々として観やすかったです。
ただ、カップルに紛れて男一人でしんちゃんを観るというのも、冷静に考えればキツイかも……。(笑)
今年のテーマは「夢」。
悪夢にうなされて体調を崩す人が街中で続出するという謎の現象。
そこには、人々の夢のパワーを使って娘を救おうとする一人の男が……。
いい夢を見ることもあれば、わけのわからない夢を見ることもある。
それどころか、夢を見たかどうかさえ覚えていない目覚めだってある。
確かに夢というものは不思議で、現実ではありえないようなシチュエーションを体感することもできたりします。
そんな夢の持つ力は大きくて、特に純粋な心を持つ子供たちの夢は、それはもうビッグなわけです。(笑)
これはドラえもんの映画にも言えることですが、映画って主人公が急にカッコよくなるんですよね。
本作でも、カスカベ防衛隊の新メンバーとして加わったサキちゃんが疑われたとき、真っ先にサキちゃんを信じてあげたのはしんちゃんでした。
テレビアニメではあまり見られない、大人な(いや、むしろピュアな子供らしい)しんちゃんでした。
あとは、クライマックスでみさえがサキちゃんに語りかけた、母親としての言葉に感動しました。
ダメなことはダメと子供に教えるためには、自分が嫌われてもいいからちゃんと叱る……。
子供のことを本当に大切に思っているからこそ出てくる言葉なんでしょうね。
やっぱり母親ってスゴイわ。
昨年の「サボテン大襲撃」と比べると、笑いもあったし心に響く場面もあったので、よかったと思います。
あと、ひろしやみさえのように、いつまでも子供心を忘れない人間でありたいです。
評価: ★★★★★★★★☆☆
ところで、コナン映画のタイトル「純黒の悪夢」って、この映画にピッタリなような……。(笑)