※ネタバレ注意!
少し前のことですが、本を1冊読み終えたので、その報告を。
読んだのは、「水鏡推理」という小説です。
松岡圭祐さんの新シリーズ1作目。
このシリーズは、再び「人の死なないミステリ」になるそうです。
彼女の抜群のひらめきと推理力で、研究開発における不正を暴いていきます。
同じ松岡さんの作品では、「探偵の探偵」より「万能鑑定士Q」に近い感じ。
感想としては、確かに面白いですが、Qシリーズに似ていて新鮮味に欠けますね。
「探偵の探偵」の世界に浸っていたので、少し物足りないというか……。
ただ、読んでいてスカッとします。
どうにかして職員を騙して税金をかすめ取ろうとする人たちが、瑞希の推理で次々と追いつめられる様は、とても爽快です。
まだシリーズ1作目なので、これからの展開に期待といったところです。
評価: ★★★★★★★★☆☆
2作目が出るのは来年。
発売されたら買おうと思います。
「水鏡推理」シリーズ 読了リスト
1 水鏡推理 (2015/10/15-2015/11/10)