Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

万能鑑定士Qの事件簿 VII (松岡圭祐)

※ネタバレ注意!
 
 
今日で夏休みの前半が終了。
いやー、あっという間ですね。
もう少し期間が長くてもいいと思うんですけどねー。(笑)
 
 
さて、今回は読書の記事。
先日、「万能鑑定士Qの事件簿 VII」を読み終えました。
 
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純金が価値のない合金に変わる謎、小説の盗作騒動、5億円のペンダント紛失事件……。
それらの真相を、万能鑑定士・凜田莉子は見抜けるか。
 
 
序盤には、香水を扱った小説の盗作騒動が発生。
犯人側からの描写もあったので、盗作のトリックは明らかでしたが、それでも莉子の観察眼は鋭すぎる。
単語の一括変換によって起こる違和感も見事に解決するとは、さすがです。
 
その後、国税局査察部(通称「マルサ」)に依頼され、カリスマ女編集長の秘書として、とある出版社に潜入した莉子。
そこで起こったペンダントの紛失事件。
いろいろと伏線はありましたが、犯人は意外でした。
トリックも面白かったです。
 
最後は、純金が鉛などを含んだ合金に変わってしまう事件。
これも序盤から伏線がありましたが、ボクは見逃していましたね。(笑)
莉子は、この合金の謎を解決し、さらにマルサからの依頼も遂行しました。
倉庫から出ていく莉子の姿、きっとカッコよかったんだろうなぁ。
 
 
本作は、いろんな事件が詰まっていて、なかなか面白かったです。
特に、ペンダント騒動の焦燥感は、その場にいるかのように伝わってきましたね。
 
評価: ★★★★★★★★☆☆
 
殺人事件を扱わないのがこのミステリーの特徴の一つですが、それでも楽しめるのだから大したものです。
まあ、コナン好きのボクとしては、別に殺人事件があっても問題ないんですけどね。(笑)
 

 
万能鑑定士Q」シリーズ 読了リスト
 
 
01 万能鑑定士Qの事件簿 I (2014/6/5-2014/6/11)
02 万能鑑定士Qの事件簿 II (2014/6/11-2014/6/18)
03 万能鑑定士Qの事件簿 III (2014/6/19-2014/6/29)
04 万能鑑定士Qの事件簿 IV (2014/6/30-2014/7/13)
05 万能鑑定士Qの事件簿 V (2014/7/13-2014/7/25)
06 万能鑑定士Qの事件簿 VI (2014/7/26-2014/8/9)
07 万能鑑定士Qの事件簿 VII (2014/8/11-2014/8/22)