※ネタバレ注意!
昨日、「WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~」の試写会に行ってきました。
大学受験に失敗し、彼女にもフラれ、散々な状態で高校の卒業式を迎えた平野勇気は、商店街で見かけたパンフレットをきっかけに街を飛び出し、1年間の林業研修プログラムに参加。
携帯の電波も届かないほどの田舎・神去村で、ワイルドな先輩・飯田ヨキらと共に林業に挑む。
次々と訪れる新体験や、野趣に満ちた田舎暮らしから何度も逃げ出したくなる勇気だったが、村の美女・石井直紀や仕事仲間と触れ合っていくうちに、少しずつ変化していく。
果たして、勇気と直紀の恋の行方は?
そして、勇気は無事に1年を過ごせるのか?
あまり期待せずに行ったのですが、思っていたよりも面白かったし、笑えました。
会場にも笑い声が起こったりして、かなりアットホームな感じでした。
この作品のテーマは「林業」。
携帯電話も使えないような場所で、木を伐採しながら生活する。
でも、切ってばかりでは木が無くなってしまうから、ちゃんと植林にも取り組む。
映画では、全体的に愉快な感じで描かれていますが、きっと厳しくて辛い作業も多いんだと思います。
同年代の勇気を通じて、ボクも「これが林業なのか」と少しは理解できたのではないでしょうか。
個人的に好きだったのは、クライマックスで直紀が勇気にメッセージを送るところ。
「なるほど、ここに繋がったか」と感心しました。
あと、ラストで勇気が建築現場に辿り着く場面も印象的。
彼の成長を感じることができました。
舞台が田舎と山なので、スクリーンには緑がいっぱい。
気分がスッキリしますよ。
評価: ★★★★★★★☆☆☆
タイトルにもある「なあなあ」とは、神去地方の方言で「ゆっくりのんびりいこう」「まあ落ち着け」という意味。
ボクも、自然の中でのんびりしたくなりました。(笑)
あ、エンドロールの後にも、「おぉー」となるシーンがあるので、お見逃しなく。