Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

アナと雪の女王 (2D吹替)

※ネタバレ注意!
 
 
春休みも残り2日。
短期バイトで小遣いを稼いだので、気になっていた「アナと雪の女王」を観に行きました。
 
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触れたものを凍らせてしまう魔法の力を持つエルサは、妹のアナを傷つけてしまうことを恐れ、幼い頃から部屋に閉じこもって暮らしていた。
一方、姉が特殊な能力を持っているという記憶を消されたアナは、なぜエルサが自分を避けるのかも分からず、寂しく過ごしていた。

成人を迎えたエルサは、戴冠式のため13年ぶりに外界へ。
しかし、あることでアナと口論になった彼女は、人々の前で思わず魔法の力を使ってしまい、真夏の王国を冬に変えてしまう。
自分の力を知られてしまったエルサは、国から逃亡し、雪山に辿り着く。
そして、生まれて初めて魔法の力を存分に解き放ち、雪の王国を作り出すのだった。

自分を犠牲にして妹を守ってきたエルサのことを知り、姉を探しに行くアナ。
山で出会ったクリストフとともに捜索を続け、ついに雪の王国を発見する。
ところが2人は、雪の女王となることで生きる喜びと自由を得たエルサに追い返されてしまう。

王国の危機を救えるのは「真実の愛」。
果たしてアナは、冬に閉ざされた王国を救えるのか。
そして、エルサの凍った心を動かせるのか。
 
この映画が公開される前は、それほど興味もなかったのですが、公開後の反響が大きく、だんだんと関心を持ち始めました。
しかし、消費税の増税で鑑賞料金も値上がりしたので、観に行くか悩んでいました。
 
映画の感想を言うと、実に素晴らしい映画でした。
観に行って正解、むしろ観に行かなかったら後悔していたかもしれません。
 
 
序盤の幼少期の場面。
エルサが部屋に閉じこもり、扉を挟んで2人が座り込んでしまうシーンで泣きそうになりました。
最初の10分ぐらいで涙腺が緩んだのは初めてかも。
 
その後は、戴冠式からエルサの逃亡、アナの捜索へと続きます。
作品全体についてですが、映像が非常に綺麗でした。
特に、は本物そっくりでリアリティでした。
 
そして、エルサが氷の城を作る場面の、あの「Let It Go」が圧巻。
鳥肌が立ちましたね。
自由を手に入れたエルサの気持ちが、よく伝わってきました。
 
中盤から終盤にかけても飽きることない展開。
 
クライマックスでは、命がけで姉を守るアナと、真実の愛を知ったエルサに感動。
最後の、城の広場で国民たちとスケートを楽しむ場面で作品が終わるところもよかったです。
 
 
この映画は、登場人物が歌を歌って気持ちを表現するシーンが多く、まるでミュージカルのようでした。
そういう作品は観たことがなかったので、ボクには新鮮で、いいものだなと思いました。
 
また、映画を観る人が、エルサとアナのどちらに感情移入できるかによって、物語の主人公が変わるような気がしました。
日本版のタイトルだと、どうしてもアナが主人公に思われがちですが、原題は「Frozen」なので、むしろエルサ寄りなのかもしれません。
ちなみにボクは、映画を観終わった後も日本版のタイトルに違和感がないので、アナ派なんだと思います。
 
少しだけ残念だったのは、個人的にはクライマックスで泣きたかったという点。
もちろん、ラストには感動が待っていますが、泣ける系の感動ではないのかな、と。
 
 
ストーリーよし、映像よし、歌もよし。
素晴らしい作品でした。
 
評価: ★★★★★★★★★☆
 
満点にしようか悩みましたが、やっぱり最後は泣きたかった、ということで。(笑)
雪の話でいかにも寒そうなのに、心は温まるのがスゴイ。
 
そういえば、「アナと雪の女王」の本編の前に、ミッキーたちが登場する「ミッキーのミニー救出大作戦」という短編も上映されたのですが、そちらは何とも言えない感じだったので、割愛です。