Krosa

兵庫県在住の社会人(7年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

ゲームの名は誘拐 (東野圭吾)

※ネタバレ注意!
 
 
夏休み3冊目の本、東野圭吾さんの「ゲームの名は誘拐」を読み終えました。
 
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気づけば6日間で読み終えていました。
ボクにとっては随分と速いペース。
 
主人公・佐久間が、クライアントの重役・葛城の娘を誘拐。
身代金3億円の狂言誘拐を仕掛けるが、その裏には驚愕の真実が……。
 
この作品の特徴は、全体を通して犯人側のみの視点で描かれている、というところです。
つまり、佐久間が何を企んでいるのかということは分かっても、葛城がどんな心境なのか、どんな作戦を立てているのかといったことは、最後まで分からないわけです。
非常に臨場感のある表現でした。
 
あと、前に読んだ「宿命」のように、最後の最後で「あ~、なるほどね」と思う展開もありました。
クライマックスには、きっと驚きます。
 
さて、評価の時間。
 
評価: ★★★★★★★★☆☆
 
全体を通して、こんなに飽きずに読める作品は久しぶりでした。
星9個でもいいぐらいなんですけどね。
 
次は、同じく東野圭吾さんの「片想い」を読んでいます。
分厚い本なので時間はかかりそうですが、しっかり読み通したいと思います。
 
 
読んだ本リスト
 
01 放課後 (2012/5/10 - 2012/5/31)
15 宿命 (2012/8/9 - 2012/8/21)
30 あの頃ぼくらはアホでした (2012/6/21 - 2012/7/4)
33 名探偵の掟 (2012/7/24 - 2012/8/8)
48 時生 (2012/6/1 - 2012/6/21)
49 ゲームの名は誘拐 (2012/8/23 - 2012/8/28)
65 流星の絆 (2012/7/5 - 2012/7/23)
73 あの頃の誰か (2012/4/10 - 2012/4/24)