金環日食をご覧になった皆さん、お疲れ様でした!
ボクも、予定通り5時に起きて、観測してきました。
土曜日に下見に来ていたので、スイスイと来ることができました。
6時4分。
ボクが到着した時には、既に望遠鏡を設置していた人が3人いました。
ボクは4番乗り。
同じく6時4分。
日の光は見えますが、太陽自身は雲の後ろに隠れてしまっています。
レジャーシートを敷いて、日食のスタートに備えます。
6時12分。
いよいよ日食が始まる……。
6時17分。
遂に日食が始まりました!
……って、まだほとんど分かりません。
6時25分。
ようやく日食が分かり始めました。
これからどんどん欠けていきます。
6時34分。
雲がかかっていますが、欠け方が大きくなっていきます。
6時41分。
雲が晴れて、観測しやすくなりました。
6時50分。
まだまだ欠けていきます。
7時3分。
太陽が月のような形をしてきました。
7時11分。
より月らしく。
7時21分。
三日月みたいです。
そして、金環日食まで10分を切りました。
この辺りから、日食グラスを手にして金環日食の瞬間を待つ人が増えてきました。
7時23分。
だんだんと金環の面影を見せてきました。
7時27分。
もうすぐ……。
同じく7時27分。
遂に遂に……。
7時28分。
キター!
ブレてはいますが、紛れもなく金環日食の完成です!
50人ほど集まった人達からも、「おぉ~!」、「ホンマに輪っかや!」といった声が聞こえてきました。
7時29分。
食の最大。
自身では、これが最も綺麗に撮れた金環日食です。
写真だけではなく、もちろん肉眼でも見ましたが、本当に感動し、興奮しました。
「おぉ~!」という声が自然と出ました。(笑)
こんなに綺麗に見えるものなんだなぁ……。
この後しばらくの間、一人で興奮して写真を撮るのを忘れていました。(笑)
7時45分。
再び撮影開始。
月が左下へと進んでいきます。
8時14分。
どんどん元に戻っていきました。
8時26分。
6時41分の月を、ちょうど180度回転させたような形。
8時33分。
次第に円形へと変わっていきます。
8時44分。
もうそろそろ日食も終わりです。
8時51分。
日食終了直前。
最後の1欠け。
8時56分。
完全な太陽に戻りました。
さて、ここで金環日食のおさらい。
・日本国内で金環日食が見られたのは、1987年(沖縄)以来の25年ぶり
・次に日本で金環日食が見られるのは、2030年6月1日(北海道)
次に、2時間半に及ぶボクの観測で気づいたこと。
・金環日食の瞬間(7時30分頃)をピークに、温度がだんだんと下がっていった
・金環日食の瞬間を過ぎると、急激に温度が上がった
・金環日食の瞬間も、地上の明るさにはほとんど影響がなかった
最後に、今日の金環日食についての感想。
・天気が心配だったが、とにかく観測できてよかった
・金環日食を見て自然の奇跡を存分に感じられ、楽しかった
・死ぬまでに、もう1度見てみたい
では後日、科学雑誌・Newtonの「日食観察の記録」をまとめて、記事を投稿したいと思います。
おつかれ~!