※ネタバレ注意!
公開1週目の3連休最終日、細田守監督の最新作「果てしなきスカーレット」を観てきました。

調べてみると、前作「竜とそばかすの姫」から4年以上ぶりとなる最新作。
「時をかける少女」から3年おきに公開されていた細田監督作品ですが、なぜかその法則が崩れたようです。
まあ、昨年の自分も「あれ、今年は新作ないのかな」と気づいていなかったわけですが。(笑)
予告編を観たときから、本作は結構暗そうなストーリーっぽいぞと覚悟していましたが、なかなかでしたね。
明るい気持ちになる場面がほとんどありませんでした。
自分が観た回の座席がガラガラだったのも、予告編で切った人が多かったからなのかな、なんて邪推してしまうぐらいでした。
また、ストーリー自体も複雑でわかりにくかったです。
スカーレットたちが物語を繰り広げる世界が何なのかとか、死んだの死んでないだの言い合って一体どっちなのかとか(最後には判明しますが)、突然の渋谷駅前のダンス展開とか。
そもそも、クローディアスが殺されていることに途中まで気づいていなかったので、「なぜこの人が死者の世界にいるの?」となっていました(ここの描写、ありましたっけ?)。
映像は綺麗でした。
声優陣は……まあ悪くはなかったけど、本物の声優を起用したガチ作品として観たかった……というのは本作に限りませんが。
ということで、予想していたことではありますが、人に勧めたくなるような良作とは思いませんでした。
「竜とそばかすの姫」ですら予告編を観たときは期待したのに、本作はそれもなかったし、さすがにダークすぎたのでは。
ただ、最後まで観て、何となく本作のメッセージは伝わってきたような気がするので、そういう意味では観てよかったと言えるかもしれません。
評価: ★★★★★★★☆☆☆
細田監督も、歳を重ねて難しい話を描きたくなった(あるいは、難しい話しか描けなくなった)のかな、なんて思いました。
宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」なんて、まさしく理解不能な話でしたから、だんだん常人には伝わらない話を描く傾向があったりするのでしょうか。
とりあえず、3年後か4年後に公開される……かもしれない細田監督作品も観に行くとは思いますが、そろそろリピートしたくなるような楽しい作品をお願いしたいところです。