自分の勤めている会社が大阪・関西万博に出展している関係で、従業員1人当たり2枚の入場チケットが配布されたので、それを使って母と万博に行ってきました。
記憶が新しいうちに記事を書いておくことにします。
5月23日(金)。
朝5時20分に起床し、6時20分に自宅を出発。

駅が新しい!
そして、もう人が多い。(笑)

駅を出ると、各国の国旗がお出迎え。
一気に万博感が出てきました。

9時に東ゲートから入場できるよう予約していたので、8時45分に入場列に並びました。
土日より人が少ないだろうと予想し、苦労して有休を取って来たというのに、なんとこの日の一般来場者数が初めて開幕初日を超えたのだそう。
帰宅してから知ったのですが、「そりゃ、あれだけ人まみれだったもんな」と思うと同時に、「なぜわざわざそんな日に……」と自分のツイてなさを憐れみました。
こんなことなら、何も考えずに土日やゴールデンウィークに行った方が空いてたってことですもんね。
とまあ、愚痴るのはこれぐらいにして、9時きっかしに開場すると、どんどん人が中に入っていきました。
僕が入場ゲートを通過したのが9時15分頃。
オフィシャルショップに向かうという母とは早速別れて、僕は大屋根リングよりも内側にある当日登録センターへダッシュしました。
「当日登録センターの端末でパビリオンの予約を取り、その後で自分のスマホから他のパビリオンの予約を取れば、1人2つ当日予約ができる」というネット情報を見て、それでいこうと決めたのですが、同じことを考える人ばかりなのか、僕が当日登録センターに着いたときにはすでに長蛇の列ができていました。
当日登録センターの列に並んでいる間、次第に「もしスマホでパビリオンの予約が取れるなら、それを確保して当日登録センターを捨て、普通に別のパビリオンに並んだ方がいいのでは」と思うようになり、列に並びながらスマホでの予約にトライしたところ、日本館の当日予約が取れました。

2か月前抽選、7日前抽選、当日登録を確保した状態になったので、これに満足し、当日登録センターを後にしました。
母と電話で相談し、アメリカパビリオンに並ぼうということになったので、それぞれそこに向かい、入場列で合流しました。

9時40分頃から並び始め、そのときに入場まで2時間ほどかかると言われましたが、最終的にパビリオン内に誘導されたのは11時過ぎでした。
アメリカパビリオンの目玉といえば、やはり月の石。
1970年の大阪万博ほどのインパクトはないのでしょうが、それでも貴重なものですし、僕は初めて見るわけなので、純粋に楽しみでした。

パビリオンの最後に展示してある月の石。
写真を1枚撮ったら次の人、という感じで急かされるので、ゆっくりとは見られませんでしたが、まあ満足です。
あの月からやってきたのだと思うと、やはり感慨深いものがありました。
ちなみに、月の石以外の展示や体験は、個人的にはどっちでもいいかなという感じでした。

アメリカパビリオンのそばにある写真スポット。
ポケモンGOとも連動していて、いろんなポケモンのフォトフレーム型オブジェが会場内にありました。

当日登録センターに向かうときには一瞬で通り過ぎた大屋根リングを、東ゲート付近まで戻る途中に下からゆっくりと観察。
これだけ大規模な木造建築、圧倒されました。

朝イチは目もくれず通過した東ゲート付近に戻ってきました。
ミャクミャクのオブジェを背に写真を撮りたいところでしたが、撮影のための待ち列ができていたので断念。
母が飲み物を買いたくなったとのことで、東ゲートを入ってすぐのところにある「ローソン 大阪・関西万博店」へ。
アメリカパビリオンの売店でペットボトルのファンタが450円で売られていたのを見て、会場内はどこも万博価格なのかと心配になりましたが、ローソンでは普段プライスだったので安心しました。
僕もペットボトルのお茶を持参していましたが、さすがに1日はもたないだろうと思い、950mlのアクエリアスを購入しました。

ローソンを出ると、すぐそばにある「2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店」へ。
入店するための列に並んでまで買いたかったのは、アメリカパビリオンに並んでいるときに他の人が付けているのを見かけたミャクミャクのぬいぐるみキーホルダー。
万博の雰囲気に触発されたのか、無性にミャクミャクのグッズが欲しくなったのでした。
しかし、15分ほどかけて店に入ったものの、お目当ての品は見つかりませんでした。
そうこうしているうちに、当日登録で押さえた日本館の入館時間を迎えました。

事前予約している人しか入れなかったのか、アメリカパビリオンと違って周囲は空いていました。
大屋根リングと同じく木造の外観で、日本らしい感じでした。

展示の中にキティちゃんやドラえもんが登場する辺りは、日本らしさ全開でしたね。
ただ、日本館にいる間は次の当日登録を狙ってスマホと睨めっこしていた時間が長かったので、今思えばもったいなかったです。
(しかも、次の当日登録は取れなかった……)
日本館で展示されている火星の石も見てきましたが、見た目はどこにでもありそうな石で、月よりもはるかに遠いところからやってきたのだとは思えませんでした。
また、火星の石に触れるコーナーもあると聞いていたものの、実際はスライスされた石が埋め込まれたアクリル板を撫でるような形で、少し期待外れだったかも。
日本館を出たのが13時半頃。
そろそろ昼食にしたいと思い、大屋根リング沿いを歩いていると……。

カナダ館でフードを買うための列を見かけました。
フライドポテトとチーズとグレイビーソースを組み合わせた「プーティン」というカナダ料理をテイクアウトできると知り、これを昼食とすることにしました。

通常のプーティンにベーコンとカナダ産ステーキが入った「カルガリーロデオプーティン」を購入しました。
大屋根リング下のベンチで食べましたが、想像していたような味で美味しかった!
カナダの料理なんて食べる機会もないので、万博らしいものが食べられて満足でした。
昼食を済ませると、大屋根リングに上がり、時計回りで西ゲート付近まで行くことにしました。

現地に行くまで、万博会場や大屋根リングがどれだけ大きいのかがイマイチわかりませんでしたが、大屋根リングからの景色を見てようやく理解しました。
大屋根リングの続く先が見えないほど圧倒的な広さでした。
そりゃUSJの約3倍もあるというんだから、当然っちゃ当然ですよね。

大屋根リング内部を上から見るのも面白かったです。
これを約2キロ分も作ったというのは、途方もない積み重ねです。
サントリーが万博のために作ったお酒が飲めるレストラン「水空 SUIKUU」の近くで大屋根リングから下り、レストランに飛び入り入店できないかと思って行ってみましたが、普通に無理でした。(笑)

ミャクミャクデザインのマンホールを発見。
ますますミャクミャクのぬいぐるみキーホルダーが欲しくなります。

次に向かったのは、ウズベキスタンパビリオン。
ウズベキスタンパビリオンの入館予約は、万博公式予約ルートだけでなく、ウズベキスタンパビリオン公式サイトからも先着で受け付けされていて、僕も後者の方法で予約をしていました。
しかし、4月下旬にニュースにもなった通り、ウズベキスタンパビリオン公式サイトへのアクセスが殺到しすぎてパンクし、予約者の個人情報が流出するという一件がありました。
このとき、ウズベキスタンパビリオン側は「受け付け済みの全員分の予約を無効」として発表していたのですが、予約完了メールは手元に残したまま会場を訪れていたので、もしまだ予約が生きているなら、と意地汚く考えてやってきたのでした。
結果は、まさかのOK。
70分待ちの列を横目に、VIP入口から中に入れてもらえました。

これまでの人生で関わることもなかったウズベキスタンという国のことを、少しだけ学べたかなという印象です。
ただ、何か目玉となる展示や体験があるわけでもないので、個人的には70分並んで入っていたら不満だったかも、と思います。
今回は待ち時間なしだったので、よしとしましょう。
ウズベキスタンパビリオンを出た後は、西ゲートの方へ。
結局、最後まで予約の取れなかった西ゲート付近のパビリオンを、外観だけ見て回ることにしました。

ガンダムに興味はないのですが、テレビで見た感じだと面白い体験ができそうなパビリオンだったので、7日前抽選で第1希望にして応募したのですが、さすがにダメでした。

パソナのパビリオンも、iPS細胞から作った心臓が見られるという点に興味があったのですが、事前予約が取れず、入ることはできませんでした。
東ゲート入場を選んだ時点で、西ゲート付近のパビリオンを捨てることになるのは定めなのかもしれませんが、心残りではあります。
ここで時刻は15時半。
16時半からの電力館の予約を考えると、そろそろ東ゲート方面に戻っていかなければならない時間なので、大屋根リングに沿って時計回りで歩きました。
途中、炭酸飲料が飲みたくなり、大屋根リング下の自販機で三ツ矢サイダーを購入しました。

オーストラリアパビリオンの前を通ったとき、併設されているカフェを発見。
昼ご飯がプーティンだけというのは少し物足りなかったので、何か追加で食べたくなるようなものがないか見てみました。

結果、ワニの切り身を使った「クロコダイルフィレロール」が気になったので、母にご馳走してもらいました。
ササミみたいにパサパサとした肉感でしたが、ワニらしく噛み応えがあって、意外と美味しかったです。
どこからだったかは忘れましたが、途中から大屋根リングを離れ、リング内エリアの中央に向かって進みました。
すると、「夜の地球 Earth at Night」という展示館があったので、何の建物なのかも知らないまま入ってみました。

中には、輪島塗の地球儀が展示されていました。
昨年1月の能登半島地震の際に無傷だったことから、復興のシンボルとされているようです。
スゴい存在感でした。
外に出ると、再び東へ。

気づけば、アメリカパビリオンの隣にあったフィリピンパビリオンまで戻ってきていました。
列ができているので何かなと思い見てみると、フィリピンパビリオンの売店でアイスをテイクアウトできることがわかりました。

マニラバニラ味のアイスを食べました。
普通のバニラアイスの味でしたが、一応、フィリピン料理を食べたということで。(笑)

16時半を少し過ぎたところで、ようやく「電力館 可能性のタマゴたち」に到着。
1人1つずつタマゴ型デバイスを渡され、館内で様々なミニゲームをしてエネルギーを溜めていきます。
いろんな形のエネルギーを電力に変換できることは知っていますが、それらをミニゲームとして体験できるのは面白いなと思いました。

ミニゲーム体験を終え、最後の部屋では光と音のショーが繰り広げられました。
これがなかなか綺麗で感動的でした。
正直、そんなに期待せずに予約していたのですが、電力館の満足度は高かったです。
電力館を出た後は、再び東ゲート近くのオフィシャルショップへ。
まだミャクミャクのぬいぐるみキーホルダーを諦められません。(笑)

午前中に入った店とは違う方の「2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO」に並んで入店。
しかし、こちらもダメでした。
通常色じゃないミャクミャクのぬいぐるみキーホルダーは見かけたのですが、どうしても赤と青の通常色のが欲しかった……。
仕方がないので、ミャクミャクのイラストが入ったアニバーサリーキーホルダーと来場記念メダルキーホルダーを購入し、ぬいぐるみキーホルダーは諦めることにしました。
来場記念メダルは、オフィシャルショップ出口にある刻印機を使って無料で文字を刻めるのですが、レジ列もできていたりして時間がかかり、精算を終えた時点で18時前でした。
次に予約している大阪ヘルスケアパビリオンは、18時から10分間しか入館できず遅刻が許されないこともあったので、刻印は断念してパビリオンに向かいました。

何とか予約時間に入館できました。
高倍率のリボーン体験を2か月前抽選で当てていたのも、何とかこの日に来たい理由の1つでした。
入館後も20分ほど列に並び、いよいよカラダ測定ポッドへ。
中に入って現在の健康データを測定しました。

結果がこちら。
実年齢+1歳ということで、わずかに不健康ということでしょうか。
髪がDランクなのがリアルで怖い。(笑)
健康データ測定後、2階に上がって25年後の自分と対面。
57歳の自分が何をしているかなんて想像もつきませんが、見た目は意外にもまともな感じでした。
あと、Dランクにしては髪がフサフサでした。
テレビでこのパビリオンの映像を観ただけでは、25年後の姿を見てリボーン体験は終了なんだと思っていたのですが、実はここからが本格的。
いろんな企業が体験ブースを展開していて、測定した健康データを使った診断であったり、VR映像でカラダを学びながら遊べるゲームを体験することができます。

なんと、試供品が貰えるブースもあります。
人気があるパビリオンなだけあって、至れり尽くせりでした。
時間も忘れて楽しんでいたら、入館から2時間が経っていました。
夜のショー「アオと夜の虹のパレード」は観に行こうと母と決めていたのですが、開演が20時半だったので、急いでヘルスケアパビリオンを去りました。
もっと早い時間帯の予約が取れていたら、あと1時間ぐらい滞在できそうなぐらい充実していました。
この日行ったパビリオンの中で1番よかったです。
ショーの会場に向かう前に、先ほど断念したメダルの刻印をしに行きました。
ショーが終わった後でもよかったかもしれませんが、オフィシャルショップの入店が21時までなので、ショー終わりに来て閉店しているのを懸念しての判断でした。
午前中に入った「2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店」の方の刻印機で、メダルに名前と日付を刻みました。
それから、会場南側のウォータープラザへ向かいました。

開演10分前に着くと、着席できる場所はもうありませんでした。
だいぶ端っこなら立ち見の1列目が確保できたので、そこで妥協。
ショーが始まると、あまりにも側面から観ているため、正面に何が投影されているのかがほとんど見えませんでした。
音と、横からのライティングぐらいしか入ってこなかったので、ショーの鑑賞という意味では失敗でしたね。
水上ショーが終わり、東ゲートへ向かおうとしたところ、大屋根リングの上でショーを観ていた人が微動だにせず待機しているのが見えました。
大屋根リングからの下り場が混んでいて動けないのかと思っていると、人々の背後で複数の光の点が空に描かれ始めました。

なんと、水上ショーに続いてドローンショーが始まったのです!
こんなのがあることを全く把握していなかったので、とても驚きました。
大屋根リング上の人が動かなかった理由にも納得です。
ドローンショーなるものを初めて観ましたが、テクノロジーの進歩を実感しますね。
プログラムされた通りにドローンが動いているだけといえばそうなのでしょうが、観客からの見え方を計算し、思った通りにドローンを動かす技術、素晴らしかったです。

ショーが終わった後、観客に帰る方向を示す演出も感動しました。
この時間にドローンで大空間に描くなら、東西の情報が最も意味があると思いますし、それを見事に実現している辺り、最後の最後まで憎いですね。

そして、ウォータープラザの近くにあったラプラスのポケストップを回して、ポケモンGOのスタンプラリーも無事終了。
大屋根リング周辺を満遍なく散策すれば回せる範囲にポケストップが設置されていて、リアルとの連携という意味でもいい企画だったと思います。
ドローンショーも最後まで見届けると、そろそろ退場の時間。
通期パスの割引コードを入手すると、21時40分頃に東ゲートから出ました。
しかし、会場の外には、夢洲駅に入るための行列がとんでもない規模で発生していました。
夢洲駅と反対の方向に大回りしながら進んでいき、ようやく地下鉄に乗ったのは22時20分頃でした。
本町駅で乗り換え、梅田駅でJRに乗り換え、西明石駅でも乗り換え……。
ちょうど日が変わる頃に自宅の最寄り駅まで帰ってきました。
ヘルスケアパビリオン以降で時間がなかったこともあり、完全に夕食を食べ損ねていたため、駅から自宅までの間ですき家に寄って牛丼を食べました。
帰宅したのは、0時45分とかだったと思います。
文字通り、朝から晩まで楽しみ尽くした大阪・関西万博。
この日の歩数は約25,000歩。
土日でも回復しきれないぐらいには疲れましたが、その分、楽しく過ごすことができました。
個人的に万博に対して思うのは、半年後にはもう終わっていることへの寂しさ。
この規模、この完成度で人々が作り上げたものを、わずか半年で終わらせてしまうというのが、あまりにもったいないと思ってしまいます。
ディズニーやUSJを去るときに「今日が最後の訪問だったんだろうな」とは思いませんが、万博はそれが切実。
だからこそ、思い出の残り方も特別な感じがします。
忘れないようにしたいと思います。
ブログの記事を早めに書いたのも、これが全てです。
まだ開催期間はあるものの、自宅から夢洲までは決して近くないので、もう1回行くかどうかは怪しいところ。
万博の内容としてはリピートするに値しますが、まだまだ人も増えていくでしょうし、おそらく今回の訪問が最初で最後だったのだろうと思っておくようにします。
何かの縁で、もう1回ぐらい行けたらいいんですけどね。
万博の開催については賛否両論あると思いますが、実際に行った身としては、やはりいろんな人に1度は行ってほしい。
ボランティアの方をはじめ、いろんな人が万博のために頑張っているのを感じて、自分も頑張らなければと元気を貰いました。
万博に関わる皆さん、ありがとうございます。
人生の中で、忘れられない思い出ができた1日でした。