※ネタバレ注意!
いま話題の「ONE PIECE FILM RED」を観ました。
本当は公開初日に観に行く予定でしたが、イオンシネマのオンライン予約サイトが死んでいて良席を取られてしまったため、日曜日に行ってきました。
いつものワンピース映画の流れを想定していたので、序盤のウタのスタンスには混乱しました。
本作ではウタがヴィランなのか、と。
中盤以降を観ていくうちに、だんだんと本作の展開が理解できました。
そこにシャンクスも登場し、終盤は期待していた激アツのバトルが繰り広げられました。
ウタの歌にフォーカスされた作品でしたが、アーティストに興味のない人からすると、あまりプラスにはならないんですよね。
「君の名は」もそうでしたが、なぜ1作品の中で同じアーティストの曲を何曲も使うのでしょうか。
この風潮、個人的には苦手です。
あとは、前述の通りですが、期待していたワンピース映画とのギャップが大きかったです。
映画館のスクリーンと音響でドカドカやり合うのが爽快で好きなのですが、そういうシーンが本作では終盤の10分ぐらいしかなかった。
一方で、いつもと同じじゃマンネリだとか言う人もいると思うので、こればっかりはどうしようもありませんが。
7月から少年ジャンプの定期購読を始め、ついにワンピースも最新話に追いついた状態での鑑賞でしたが、クライマックスに映ったルフィの後ろ姿がギア5に見えた、というのはジャンプ派の人なら誰もが思ったことではないでしょうか?
そもそも時系列的に原作とは別物だと思っていますが、アニメ本編に先行して登場させるというサービスだったのでしょうかね。
その直前までの戦い方はギア4だったので、もし本当にギア5の姿だったのなら、唐突すぎる感もありますが。
全体的には面白かったと思いますが、前作のスタンピードと比べると盛り上がりが足りない気がしてしまいました。
評価: ★★★★★★★★☆☆
ワンピースの映画は、本作で最後でしょうか?
原作の感じだと、もうルフィが倒せないようなキャラっていないんじゃないかと思うので、なかなか映画のヴィラン役も難しいですよね。
それに、そもそも原作自体があと数年で終わるみたいですし、次作があるとしても、それがラストでしょうね。