※ネタバレ注意!
映画「マスカレード・ナイト」を観てきました。
2年前に公開された「マスカレード・ホテル」の続編です。
東野圭吾さんの小説が原作となる本作。
前作に続き、またしてもホテルで殺人事件が起きるかもしれないという状況になり、警察がホテルにて潜入捜査を行う、というストーリーです。
このシリーズを観ていると、ホテルマンのプロフェッショナルぶりに感動します。
これまで僕が利用したホテルの中に、映画に出てくるような一流ホテルがあったかどうかはわかりませんが、こんなホテルマンが本当にいるなら、心から尊敬しますね。
接客業のトップの1つと言えるのではないでしょうか?
逆に、客側の要望にも驚きます。
僕なんかは、なるべくホテルの方に迷惑をかけないようにしたいと思いますが、客という立場を利用して困難な注文をする人もいるのだと知り、本当に人それぞれだな、と。
こういう人をも満足させるという意味でも、やはりホテルマンはすごいです。
映画の内容自体は、前作同様、面白かったです。
ただ、ホテルの各所でいろんな話が進んでいくので、それらを把握するのが難しかったです。
1つの画面の手前と奥で別々の会話が繰り広げられるのを観ていると、やはり数百ページの原作小説を2時間の映画に収めるのは厳しいんじゃないかとも思いました。
まだ読んだことがない東野さんの作品が原作だったこともあり、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
評価: ★★★★★★★★★☆
キャストも内容もいいと思うので、映画ではなく連続ドラマでじっくりと観てみたい気もします。