※ネタバレ注意!
今年の1月からBSで再放送されているアニメ「氷菓」。
第1話から録画し続けていたのを、5月の終わりに一気に観たのですが、ものすごくハマりました。
「愚者のエンドロール」編ぐらいまでは何となく観ていた感じでしたが、「クドリャフカの順番」編あたりから徐々に面白くなってきて、カンヤ祭明けの回ぐらいからは、かなり集中して観るようになりました。
第20話「あきましておめでとう」からは、録画された翌日に氷菓を観るのが、もはや1週間の楽しみに。
第21話「手作りチョコレート事件」は、結局4度観ました。(笑)
という感じで、間違いなくマイブームの筆頭となっている氷菓、というか古典部シリーズ。
ついにはアニメを超えて、原作小説に手を出しました。
古典部シリーズの1作目、米澤穂信さんの「氷菓」を読みました。
省エネ主義の高校1年生・折木奉太郎が日常の謎に挑んでいく、というのがこのシリーズの大枠。
本作は、シリーズ第1作目ということもあり、まだそれほど本格的な謎解きというわけではありません。
しかし、いくつかの小さな謎を解いていくのがとても面白くて、さくさく読めてしまいます。
あとは、登場人物の個性が印象的で、彼らのやり取りも独特な感じで読んでいて楽しいです。
省エネ主義とは少し違いますが、僕も奉太郎に近い生活スタンスなので、「あー、わかるわー」と思いながら読む場面も多々ありますね。
初めて米澤さんの作品を読みましたが、難しい単語が頻繁に出てきます。
スマホの辞書機能を使って、こまめに調べながら読んでいるのですが、何か勉強にもなっていいですね。
「反駁」という単語を覚えました。(笑)
これまでは東野圭吾さんの作品を順番に読んできましたが、ひとまずそちらは置いておいて、しばらくは古典部シリーズを読んでいくつもりです。
評価: ★★★★★★★★☆☆
さすがにアニメより内容は濃いし、そもそもこの頃はまだ集中してアニメを観ていなかったので、いい復習になりました。
どんどんシリーズを読み進めていきます。
古典部シリーズ 読了リスト (2020/06/01 - )
1. 氷菓 (2020/06/01 - 2020/06/05) ★×8