Krosa

兵庫県在住の社会人(6年目)が、日々の出来事を日記感覚で綴ります。

趣味

夏期限定トロピカルパフェ事件

※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「夏期限定トロピカルパフェ事件」を読み終えました。 小市民シリーズの2作目。 序盤を読みながら、何か大きな転機を迎えそうな流れだなとぼんやり思っていました。 結果的に方向性は予想と異なりましたが、まさしく大きな転…

春期限定いちごタルト事件

※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの古典部シリーズ既刊分を読破したので、また東野圭吾さんに戻ろうかと思っていたのですが、ネットを見ていて「小市民シリーズ」というのがあることを知りました。 同じく米澤さんが書いておられて、メインキャラも高校生。 古…

いまさら翼といわれても

※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「いまさら翼といわれても」を読み終えました。 古典部シリーズの6作目。 6つの短編が収録されています。 「連峰は晴れているか」以外の短編は全て初見で、わくわくしながら読みました。 雰囲気はどれも暗めで、読み終えて気…

ふたりの距離の概算

※ネタバレ注意! 米澤穂信さんの「ふたりの距離の概算」を読み終えました。 古典部シリーズの5作目。 いよいよアニメ化されていないエピソードが読めます。 本作では、ついに奉太郎たちが高校2年生になります。 そして、古典部に新1年生の大日向友子が仮入部…

遠まわりする雛

※ネタバレ注意! 古典部シリーズ第4弾、米澤穂信さんの「遠まわりする雛」を読みました。 シリーズ初の短編集(「氷菓」の前半も微妙に短編っぽかったけど)。 もちろん、全てアニメ化されているのですが、原作とアニメの差異があったりして意外でした。 「…

クドリャフカの順番

※ネタバレ注意! アニメ「氷菓」の再放送が終わった後は、まさしく氷菓ロスの日々でした。 録画した最終回を何度も観返しているうちに、また1話から観たくなってきたので、政府からの10万円給付を口実に、とうとうブルーレイボックスを買ってしまいました。…

愚者のエンドロール

※ネタバレ注意! リモートワーク期間が終わり、今月から出社の日々が戻ってきて憂鬱でしたが、通勤時間の読書(古典部シリーズ)とラジオ(古典部の屈託)が大きな支えになっています。 「古典部の屈託」も面白くて、あの雰囲気が好きですね(「ひょーかひょ…

氷菓

※ネタバレ注意! 今年の1月からBSで再放送されているアニメ「氷菓」。 第1話から録画し続けていたのを、5月の終わりに一気に観たのですが、ものすごくハマりました。 「愚者のエンドロール」編ぐらいまでは何となく観ていた感じでしたが、「クドリャフカの順…

秘密

※ネタバレ注意! 新型コロナの影響で、今週からリモートワークが始まりました。 通勤時間がなくなり家で過ごす時間が増えたことで、これまで録り溜めていたテレビ番組を観たりYouTubeでB'zのライブ映像を観たりして、意外と充実した日々になっています。 ま…

探偵ガリレオ

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」を読了。 ガリレオシリーズ第1弾。 短編5作が収録されています。 この作品を読むと、いつも思い出すことがあります。 中学生の頃、同級生の女子に本作のドラマを勧められて、2話から観始めました。 それがな…

名探偵の呪縛

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「名探偵の呪縛」を読みました。 以前読んだ「名探偵の掟」の続編……ということにはなっていますが、ほとんど繋がりはありません。 というより、物語の設定上、もう別作品と捉えることもできそうな感じでした。 本格推理をテー…

悪意

※ネタバレ注意! 購読しているマンガの最新刊が続々と発売され、それを読むのに時間がかかったため、読書が1か月ほど止まっていました。 それが終わり、ようやく元のパターンに戻れたので、東野圭吾さんの「悪意」を読みました。 加賀恭一郎シリーズの4作目…

毒笑小説

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「毒笑小説」を読み終えました。 「怪笑小説」と同系統のブラックユーモア短編集。 12作品が収録されていますが、特別印象的だった作品はなかったです。 何ともいえない話が多かった感じ。 「エンジェル」や「ホームアローン…

どちらかが彼女を殺した

久々に記事を書きます。 約1か月間、細々と記事カテゴリの整理をしていました。 少しは見やすくなったかなと思います。 ----- ※ネタバレ注意! さて、東野圭吾さんの「どちらかが彼女を殺した」を読み終えました。 学生時代に読んだことはありましたが、例に…

名探偵の掟

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「名探偵の掟」を読了。 これまでに読んだことはありませんでした。 ドラマがあったのも知っていましたが、なぜか観ていませんでした。 全体的に、リラックスして読める作品でした。 巻末の解説を読んで、本作に込められた深…

天空の蜂

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「天空の蜂」を読みました。 600ページ超えの大作。 確か中学生のときにも手をつけたのですが、途中で他の作品に興味が移って読むのをやめた記憶があります。 現実の世界でこのような事件が起きた場合、どうなるんだろうと思…

怪笑小説

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「怪笑小説」を読みました。 タイトル通り、何だか怪しい感じのする短編が収録されています。 個人的には、「しかばね台分譲住宅」が印象的でした。 映像化したら強烈なことになるだろうなー、なんて思いながら読んでいました…

あの頃ぼくらはアホでした

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「あの頃ぼくらはアホでした」を読みました。 東野さんが、自身の小学生時代から就職までを書いたエッセイ集です。 何がすごいって、東野さんの振り幅の大きさ。 わくわくしながら読み進められる作品から、時には読むのもしん…

パラレルワールド・ラブストーリー

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「パラレルワールド・ラブストーリー」を読みました。 今年の5月に映画公開された本作。 本で読むのは数年ぶりでした。 作品の感想は、今年の映画を観たときのレビューに近いです。 が、やはり原作を読んだ方が内容も濃くて理…

虹を操る少年

※ネタバレ注意! 東野圭吾さんの「虹を操る少年」を読みました。 「音楽」ならぬ「光楽」を演奏できる天才少年と、光楽に動かされる人々の物語。 本作は、これまで読んだことがありませんでした。 どんな作品なのか、あまり想像できないまま読み進めましたが…